試合結果
特別国民体育大会 関東ブロック大会
「燃ゆる感動かごしま国体」の出場権獲得成らず!
特別国民体育大会関東ブロック大会が、8月19日(土)〜21日(月)にかけて埼玉県鴻巣市吹上総合運動場で開催された。我らが日立サンディーバは神奈川県代表として単独チームで挑み、第一代表決定戦の初戦は茨城県を相手に4回に平田のタイムリーで先制すると、6回には坂本(結)の2ランホームラン等で一挙6点を挙げ、投げては佐藤が相手打線を2安打無失点に抑え込み7−0でコールド勝ちを収めた。続く準決勝の東京都戦は、6回に高瀬の犠牲フライで先制すると、7回には山口、平田の連続タイムリーで2点を追加し、投げては長谷川が要所を締めるピッチングで完封し決勝へコマを進めた。決勝戦では、群馬県を相手に先発の田内が6回2安打の力投するも、6回に決勝点を許して0−1で惜敗し、第二代表決定戦に回ることとなった。第二代表決定戦の決勝は埼玉県との対戦となったが、先発の長谷川が初回に先頭打者ホームランを許し先行される展開に。3回には藤森のヒットと連続四球で満塁の場面で高瀬が四球を選び押し出しで同点に追いつくが、4回、6回に1点ずつ加えられ1−3で敗戦を喫した。
この結果、第一代表、第二代表ともに逃し、「燃ゆる感動かごしま国体」への出場権は獲得出来ずに終わることとなった。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
佐藤、6回2安打無失点!坂本(結)復活弾!6回コールドゲームで準決勝進出!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
茨城県 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
神奈川県(日立) | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6x | 7 |
国体関東ブロック大会の初戦は、茨城県との対戦。2回裏、神奈川県の攻撃は平田、女鹿田の連続ヒットと相手バッテリーエラーで二死二、三塁と先制のチャンスを作るも、あと一本は出ず先制ならず。しかし4回裏、一死から堀口が右中間へのツーベースヒットで出塁すると、二死から平田のセンター前タイムリーで先制点を奪うことに成功。
神奈川県の先発佐藤は、3回表に味方エラーで一死二塁の先制のピンチを背負うが、相手ランナーの盗塁を女鹿田が阻止し無失点で切り抜ける。その後は、テンポ良い投球で6回まで相手打線を2安打に抑え無失点で最小リードをキープする。
1点リードで迎えた6回裏の神奈川県の攻撃は、堀口が四球で出塁すると、続く高瀬のセンターフェンス直撃のタイムリーツーベースを皮切りに、二死からは杉浦、藤森、唐牛の連続長短打で4点を追加すると、最後は坂本(結)のレフトオーバーの2ランホームランが飛び出し、7−0のコールドゲームで勝利。第二代表決定戦の準決勝への進出を決めた。
平田、先制タイムリー含む2安打の活躍!
高瀬、適時二塁打!攻守に活躍!
坂本(結)、6回コールド勝ちを決める2ランを放つ!
佐藤、6回2安打無失点で勝利投手!!
高瀬、先制犠飛!山口、平田連続タイムリー!長谷川、完封勝利で第一代表決定戦へ進出!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
神奈川県(日立) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 3 |
東京都 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
第一代表決定戦の準決勝は東京都との対戦。両チームともに得点圏にランナーを進めるも得点ならず、0−0で迎えた6回表の神奈川県の攻撃は、先頭の平田がライト前ヒットで出塁すると、相手内野エラーで無死一、三塁とチャンスが広がったところで、高瀬がライトへの犠牲フライを放ち平田がホームインして均衡を破ると、続く7回表には先頭の杉浦のヒットと盗塁で掴んだ追加点のチャンスに、山口のライトオーバーのタイムリースリーベース、続く平田のピッチャー強襲のタイムリーで2点を追加する。
投げては神奈川県の先発の長谷川が、ランナーは出すものの要所を抑える好投で相手打線を最終回まで無失点に抑え込み3-0の完封勝利。第一代表決定戦の決勝への進出を決めた。
山口、7回、タイムリースリーベース!
平田、2試合連続、2安打1打点の活躍!
長谷川、要所を締め無失点の完封勝利!
田内、6回2安打1失点の好投も0−1で惜敗!第一代表を逃し、第二代表決定戦へ!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
神奈川県(日立) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
群馬県 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | X | 1 |
第一代表決定戦の決勝戦は、日本代表選手が多く在籍する群馬県との対戦。初回表の神奈川県の攻撃は、坂本(結)がライト前ヒットで出塁するも二塁へは送れず、入れ替わりに塁に出た唐牛が盗塁を決めて一死二塁の先制のチャンスを作るが無得点に終わる。2回表にも先頭の平田がセンター前ヒットを放ち、堀口の送りバントで二死二塁とするも、この回も後続絶たれ得点ならず。
その後も、神奈川県は3回表には坂本(結)のレフト前ヒットで出塁するも、二死一塁から藤森が放ったセンター前ヒットで果敢に三塁を狙うがタッチアウト。6回表には、一死から藤森が四球と盗塁で一死二塁のチャンスを作ると、山口のホームラン性の大きなセンターへの打球は相手野手にもぎ取られてしまい、得点圏にランナーを進めてもなかなか得点には結びつかない展開に。
神奈川県の先発田内は、初回裏の先頭打者に四球を与えるも、次打者をピッチャーゴロダブルプレーと空振り三振に抑える。2回裏には四球とツーベースヒットで一死二、三塁とされると、二死から四球を与え満塁のピンチを招くが、次打者をきっちり空振り三振に抑えこの回も無失点で切り抜ける。その後は落ち着いた投球を続け相手打線を抑えていたが、6回裏の先頭打者にライトオーバーのツーベースヒットを許し、次打者の内野ゴロの間にランナーを進められるとバッテリーエラーで三塁ランナーが生還。均衡が破れ先制点を献上してしまう。
7回表、後の無くなった神奈川県の攻撃は、敢え無く三者凡退に抑えられゲームセット。1−0の完封負けで第一代表の座を逃し、第二代表決定戦へ回ることとなった。
坂本(結)、2安打を放ちチャンスメイク!
田内−女鹿田、2安打1失点に抑えるも・・・
押し出しでの1点に抑えられ敗戦!関東ブロック第二代表の切符を逃し、かごしま国体出場叶わず!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
神奈川県(日立) | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
埼玉県 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | X | 3 |
第二代表決定戦の決勝は埼玉県との対戦。初回表、神奈川県の攻撃は先頭の坂本(結)、また二死から藤森がそれぞれ四球で出塁するも得点圏に進められず無得点に終わる。すると、初回裏に神奈川県の先発長谷川が先頭打者にセンターオーバーのホームランで先制を許し、いきなり1点を追う展開に。
1点を追いかける展開となった神奈川県の攻撃は2回表、平田の四球と女鹿田のレフト前ヒットで二死一、二塁と同点のチャンスを作るも、あと一本が出ず同点とはならず。しかし3回表、二死から藤森がライト前ヒットで出塁するとすかさず盗塁を決めて同点のチャンスを作ると、続く山口の故意四球とバッテリーエラー、平田の四球で訪れた二死満塁のチャンスに、続く高瀬は冷静に押し出しの四球を選びひとまず同点に追いつく。なおも続く二死満塁のチャンスは後続絶たれ勝ち越しとはならず。
初回こそホームランを打たれた長谷川だが、その後はランナーを出しつつも持ち前の落ち着いた投球で後続を抑え無失点で切り抜ける。しかし4回裏、長谷川は一死から四球のランナーを出すと、二死とするも次打者に左中間にタイムリーツーベースを放たれ一塁ランナーが一気にホームイン。勝ち越し点を許してしまう。
再度1点を追いかける展開となった神奈川県だが、5回表はあえなく三者凡退に抑えられ無得点。6回表には一死から代打の鈴木が死球で出塁すると、高瀬の送りバントで二死二塁の同点のチャンスを作り、坂本(結)は故意気味の四球で二死一、二塁とチャンスが拡がるが、ここでもあと一本が出ない。
これ以上点差を拡げられない長谷川は、5回表にヒットと送りバントで一死二塁と追加点のピンチを招くが、ここは故意四球で塁を埋めると、次打者をセカンドゴロ併殺打に切って取り追加点は与えない。しかし、6回裏、長谷川は一死から相手4番打者に左中間へのホームランを許し2点差とされてしまう。
7回表、後の無くなった神奈川県の攻撃は三者凡退に抑えられ試合終了。この結果、関東ブロック第二代表の切符も逃し本大会への出場権を獲得することが出来なかった。本大会では8年ぶり10度目の全国大会優勝へ期待を寄せていたこともあり残念ではあるが、この大会での反省点をしっかり修正し、気持ちを切り替えて9月から再開されるJDリーグに臨んでもらいたい。
記録&記事:小薗 美希,中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸