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Japan Diamond Softball LEAGUE:第8節(交流戦)

ニトリJD.LEAGUE 2023 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2023 第8節(交流戦)
1勝1敗!通算成績を10勝6敗とし東地区同率2位をキープ!!

 6月10日〜6月11日に、滋賀県甲賀市/甲賀市民スタジアムで第8節が行われた。初日の伊予銀行戦は、先発の長谷川が4回に先制を許すも坂本(実)とのリレーで最少失点で踏ん張るが、打線は山内のヒット1本に抑え込まれ追いつくことが出来ず0-1で完封負けを喫した。2日目の日本精工戦は、3回に山内のタイムリーツーベースで挙げた虎の子の1点を5回までノーヒットピッチングの先発田内が散発3安打に封じ込め1-0で完封勝利。チームは今節1勝1敗で対戦成績を10勝6敗とし、東地区同率2位をキープした。
 続く第9節は、6月17日〜18日、地元、神奈川県相模原市/サーティーフォー相模原球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 伊予銀行戦(6月10日 通算成績:9勝6敗)

打線沈黙、1安打完封を喫し連勝ストップ!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
伊予銀行 0 0 0 1 0 0 0 1
日立 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】★長谷川(4回:2勝1敗),坂本(実)(3回) − 女鹿田

試合レポート

交流戦3節目の初日の対戦相手は、西地区6位の伊予銀行。確実に勝利し連勝を伸ばしたい日立の先発長谷川は、初回表からテンポ良い投球で相手打線を三者凡退に抑える上々の立ち上がりを魅せる。2回表には、ヒットと送りバントで一死二塁とされると、次打者に死球を与え一死一、二塁とピンチを拡げてしまうが、落ち着いた投球で後続を内野フライと空振り三振に切って取り、無失点で切り抜ける。

前節で打線が爆発した日立は、早々に先制点を奪いたいところだが、初回は三者凡退に終わり、2回裏も前節の試合で3打席連続ホームランを放っている森山の打席に期待が高まるが期待の一発は出ず、二死からは前節の試合で4連続四球、8打席連続出塁中の山内がセンター前ヒットで9打席連続出塁を果たすも、後続は断たれ得点には結びつかず。

日立の攻撃は、3回裏にも死球で出塁した女鹿田を唐牛がキッチリと送り、藤森の進塁打で三塁までランナーを送るもあと一本は出ず先制ならず、試合は0-0と同点のまま中盤戦へ。

先発長谷川は、3回表は三者凡退に抑えるも、4回表に先頭打者にヒットを許し次打者に送りバントを決められ一死二塁のピンチを招く。ここで、相手5番打者の放った打球はワンバウンドでフェンスに当たるタイムリーツーベースとなり、セカンドランナーがホームインし先制点を献上してしまう。なおも一死二塁のピンチが続き、次の打者のセンター前ヒットで一死一、三塁とされると、一塁ランナーに盗塁を許し一死二、三塁とピンチが拡がってしまうが、後続は内野フライに抑え込み追加点は許さず、この回最少失点で切り抜ける。

1点リードされた4回裏の日立の攻撃は、山口と森山が四球を選び一死一、二塁と同点のチャンスを掴み、9打席連続出塁中の山内に期待がかかるが打ち取られ10打席連続出塁とはならず、続く堀口もレフトファールフライに倒れチャンスを逃す。試合は0-1と1点ビハインドで後半戦へ。

5回表から、日立のピッチャーは坂本(実)に交代。坂本(実)は相手打線を簡単に三者凡退に抑え無失点。6回表には連続四死球で一死一、二塁のピンチを背負うが、後続を落ち着いた投球で打ち取り無失点で切り抜ける。その裏、日立の攻撃は代打鈴木の死球とフリッペン、山内の四球で二死満塁とし一打逆転のチャンスを迎えるが、このチャンスをものに出来ず無得点。試合は0-1と1点ビハインドのまま最終回へ突入。

7回表、坂本(実)はテンポ良い投球で相手打線を三者凡退に抑え、最終回の日立の攻撃に望みを繋ぐが、後の無くなった日立の攻撃は7回裏も敢え無く三者凡退に倒れゲームセット。投手陣は最少失点で試合を作るも、打線は1安打に抑え込まれ0−1と1点差での完封負けを喫し4連勝とはならなかった。この結果、チームは通算成績を9勝6敗とするも、同率2位のホンダも敗戦したため、東地区同率2位をキープした。

[撮影]中山 友紀子
山内、チーム唯一のヒットで9打席連続出塁!

[撮影]中山 友紀子
坂本(実)3回無安打無失点で打線の援護を待つも…。

オーダー表&個人成績

個人成績

対 日本精工戦(6月11日 通算成績:10勝6敗)

山内、決勝タイムリーツーベース!田内、散発3安打6奪三振の完封勝利で2勝目!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 1 0 0 0 0 1
日本精工 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 【バッテリー】☆田内(7回:2勝1敗)− 女鹿田
  • 【二塁打】藤森(1回),山内(3回)
  • 【盗塁】杉浦(3回),唐牛(4回),藤森(7回)

試合レポート

交流戦3節目の2試合目は、西地区7位の日本精工との対戦。必ず勝利して上位をキープしておきたい日立の攻撃は、初回表に一死から藤森が左中間へのツーベースヒットで出塁して先制のチャンスを作り、山内とフリッペンが連続四死球で出塁し二死満塁のチャンスとなるも、後続断たれ先制点ならず。2回表も二死から唐牛がセンター前ヒットを放つが、得点には結びつかない。

しかし3回表、一死から森山が四球を選び出塁し代走に杉浦を起用すると、すかさず杉浦が盗塁を決め一死二塁の先制のチャンスを作ると、山内が左中間を破るタイムリーツーベースを放ち、杉浦がホームイン!ようやく先制点を挙げる。なおも一死二塁の追加点のチャンスに、フリッペンの外野フライで山内は三塁まで進むが後続倒れ追加点は奪えず。

4回表には、二死から唐牛がこの日2本目となるライト前ヒットを放ち、5回表にも二死から山内がセンター前ヒットで出塁するも、いずれも打線繋がらず追加点が奪えない苦しい展開に。

打線が苦しむ中、日立の先発田内は初回裏からテンポ良い投球を続けると、何と4回まで完全試合ペースの好投を魅せる。5回裏には二つの四死球で二死一、二塁の同点のピンチを招くが、次の打者を空振り三振に切って取り、未だノーヒットピッチングを続け試合は1-0と1点リードのまま終盤戦へ。

6回表、好投の田内に報いるべく追加点を奪いたい日立の攻撃は、鈴木が今季リーグ戦初ヒットで出塁すると代走に山本を起用。高瀬の送りバントで一死二塁と追加点のチャンスを作るも、代打の堀口、続く唐牛と打ち取られ、ここでも追加点とはならず。するとその裏、5回までノーヒットピッチングを続けていた田内は、二死からセンター横を抜けるツーベースヒットを許し、同点のピンチを招くが、次打者を落ち着いた投球で内野ゴロに打ち取り得点を与えない。試合は1-0と1点リードのまま最終回へ。

7回表、一死から藤森が四球を選ぶとすぐさま盗塁を決め、一死二塁の追加点のチャンスメイク。二死後に山内が四球を選び二死一、二塁とチャンスが拡がるもここでも後続打ち取られ追加点ならず。7回裏、好投を続けてきた田内は2本のヒットを許し無死一、二塁とされると、送りバントを決められ一死二、三塁の一打サヨナラというこの試合最大のピンチを背負うが、最後まで落ち着いた投球で後続を打ち取りゲームセット。田内は散発3安打6奪三振の好投で、虎の子の1点を守り切る見事な完封勝利で2勝目を挙げ、チームは今節1勝1敗で通算成績を10勝6敗とし、東地区同率2位をキープした。今節は2試合とも結果的に1点差で勝敗を分けた試合となったが、投打が噛み合わず苦戦を強いられており、どちらに転んでもおかしくない試合展開が続いている。前半戦最終節となる次節の地元相模原ラウンドは西地区上位チームとの対戦であり、苦戦が予想されるが、地元大応援団の後押しを受けチーム一丸となって勝利を引き寄せ、連勝して前半戦を締め括って貰いたい。

[撮影]中山 友紀子
田内、散発3安打6奪三振!完封勝利で2勝目!

[撮影]中山 友紀子
唐牛、2安打1盗塁の活躍を魅せる!

[撮影]中山 友紀子
鈴木、今季リーグ戦初ヒット!

[撮影]中山 友紀子
山内、決勝タイムリーツーベースを放つ!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:奥田 透,安富 隆之,中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸