ニトリJD.LEAGUE 2023 試合結果
ニトリJD.LEAGUE 2023 第7節(交流戦)
前節から3連勝!通算成績9勝5敗とし東地区同率2位に浮上!!
6月3日〜6月4日に、京都府京都市/わかさスタジアム京都で第7節(交流戦)が行われた。初日の東海理化戦は、2回に女鹿田のエンドランで先制すると、4回に堀口のタイムリーツーベース等で4点、5回には山内の第3号ツーランで追加点をあげ計7得点。後半に追い上げられるも7−4で勝利し、先発の田内は4回無失点の好投で今季初勝利を挙げた。
2日目のSGホールディングス戦では、2回に2点先攻を許すも3回に山口の第3号ソロホームランで反撃の狼煙を上げると、5回、7回に森山の第3号、第4号の2打席連続2ランで逆転に成功するも、土壇場の7回同点に追い付かれ今季初のタイブレークに突入。8回に唐牛のエンドラン、山口のこの試合2本目の第4号スリーラン、更には森山の3打席連続第5号が飛び出し一挙5点をあげ、最後1点差まで追い上げられるも
逃げ切り10−9で3時間に及ぶ乱打戦を制した。チームは前節からの3連勝で対戦成績を9勝5敗とし、東地区同率2位に浮上した。
続く第8節は、6月10日〜11日、滋賀県甲賀市/甲賀市民スタジアムで行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
女鹿田、エンドランで先制!堀口、2点タイムリーツーベース!山内、3号2ラン!田内、4回無失点で今季初勝利!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 0 | 1 | 0 | 4 | 2 | 0 | 0 | 7 |
東海理化 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 1 | 4 |
今節初日の相手は西地区8位の東海理化。大雨影響による交通機関の運転見合わせにより応援団が試合会場に到着できない非常事態も順当に勝利して置きたいところ。日立の先発は今季まだ勝ち星の無い田内。初回裏、田内はヒットと送りバントで一死二塁のピンチを招くが、落ち着いた投球で後続を抑え無失点。まずまずの立ち上がりをみせる。
先制点の欲しい日立の攻撃は2回表、森山と山内の連続ヒットで無死一、二塁と先制のチャンスを作ると、堀口がキッチリ送りバントを決めて一死二、三塁とチャンスを拡げる。ここで続く女鹿田がエンドランを決めて三塁から森山が帰り先制点を奪う。1点を貰った田内は2回裏、先頭打者に内野安打を許すも、この回もしっかり後続を抑え無失点。
追加点の欲しい日立の攻撃は4回表、先頭の森山が四球で出塁すると代走に杉浦を起用。杉浦はすかさず盗塁を決めて無死二塁の追加点のチャンスを作ると、山内も四球を選び無死一、二塁とチャンスが拡がったところで、堀口がリーグ初ヒットとなるレフトオーバーのタイムリーツーベースを放ち杉浦、山内が相次いでホームイン。送球の間に三塁に進んだ堀口は、続く女鹿田がまたもエンドランを決めてホームイン。この回3点目。 続く唐牛のレフト前ヒットで、無死一、二塁の追加点のチャンスが続き、代打に平田を起用。平田は空振り三振に倒れるもダブルスチールで女鹿田、唐牛はそれぞれ進塁し、一死二、三塁とチャンスが拡がると、高瀬のエンドランは女鹿田の好走塁もあり成功し1点追加、この回4点を挙げる。 その裏、大量リードを貰った田内は内野安打と四球で一死一、二塁のピンチを招くも後続をしっかりと打ち取り無失点で切り抜ける。
5回表、日立の攻撃は先頭の森山が四球で出塁すると鈴木を代走に起用。続く山内の放った右中間への打球は詰まりながらもフェンスオーバーの第3号ツーランホームラン。2点を追加し7-0と大量リードを奪い試合を優位に進める。 5回裏、日立のピッチャーは佐藤に交代。佐藤は四球のランナーを出すと、次の打者に左中間へのスリーベースヒットを許し1点を献上。なおも、一死三塁のピンチが続くが後続は外野フライと見逃し三振に抑えて、この回、最少失点で切り抜ける。試合は7-1と6点リードで後半戦へ。
6回裏、佐藤は先頭打者にセンター前ヒットを許す等で一死二塁と得点圏にランナーを背負うと、次の打者にレフトオーバーのツーランホームランを浴び2点を失う。試合は追い上げられるも7-3と4点リードで最終回へ。
7回裏、佐藤が相手打線につかまり、三連打を浴びて無死満塁のピンチを招いたところでピッチャーは坂本(実)に交代。坂本(実)は一死後、次の打者にライト前タイムリーを許し1点を奪われるが、後続を2者連続三振に切ってとりゲームセット。後半に追い上げられるも7−4で勝利を挙げてチームは通算成績を8勝5敗とし、東地区単独3位をキープした。
森山、3打席連続弾の5打点!山口、2発で4打点!乱打戦を制し3連勝!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 2 | 5 | 10 |
SGホールディングス | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 4 | 9 |
今節2日目の相手は西地区3位のSGホールディングス。初回表、日立の攻撃は先頭のフリッペンが四球を選び出塁すると、高瀬の送りバントや森山、山内の連続四球等で二死満塁のチャンスを作るが後続なく先制ならず。 日立の先発は長谷川。初回裏、長谷川は二死からヒットとランナーは許すも落ち着いた投球で後続は抑え、まずまずの立ち上がり。
先制点の欲しい日立の攻撃は2回表、二死から唐牛が死球で出塁すると盗塁を決め二死二塁のチャンスを作るが、ここもあと一本は出ず無得点。その裏、長谷川はヒットと送りバントで一死二塁のピンチを招き相手7番打者にレフトオーバーのツーランを浴びて2点を失う。さらにヒットと内野エラーもでて一死一、二塁のピンチ。次打者は内野ゴロに打ち取るも二死一、三塁とされたところでピッチャーは坂本(実)に交代。 坂本(実)はこのピンチに空振り三振に切って取り追加点を与えない。
2点をリードされた日立の攻撃は3回表、二死から山口が打った瞬間にそれとわかるライトへの第3号ソロホームランで反撃の狼煙を上げ1点を返すが、その裏、坂本(実)は制球定まらず連続四球で招いた二死満塁のピンチに押し出しの四球を与えノーヒットで1点を許してしまう。試合は1-3と2点ビハインドで中盤戦へ。
2点を追い掛ける日立の攻撃は5回表、一死から高瀬がセンター前ヒットで出塁すると、続く森山の左中間へ高々と上がった打球は第3号のツーランホームランとなり同点に追い付くが束の間、その裏、坂本(実)は相手先頭打者にレフトオーバーのホームランを許し再び勝ち越されてしまう。試合は3-4と1点ビハインドで後半戦へ。
6回表、死球で出塁した女鹿田のテンポラリーランナー杉浦が盗塁を成功させ二死二塁の同点のチャンスを作るがあと一本が出ず同点ならず。日立のピッチャーは6回裏からマクイリンに交代。マクイリンは二死からヒットのランナーは許すも後続をキッチリ抑え無失点。最終回の味方攻撃に望みを託す。試合は3-4と1点ビハインドのまま最終回へ。
後の無くなった日立の攻撃は7回表、二死から山口が粘って四球で出塁すると、前の打席で同点のホームランを放ってる森山が2打席連続となる起死回生のセンターオーバーの2ランを放ち逆転に成功すると、山内の四球で代走に平田を起用。平田は堀口のライト前ヒットで三塁へ進み二死一、三塁と追加点のチャンスを作る。ここで代打の藤森は内野ゴロに倒れ追加点はあげられずも土壇場の一発でこの回逆転に成功する。 しかし、その裏、マクイリンは相手先頭打者にライト線への三塁打を許し無死三塁、ここで相手3番打者を故意四球とすると次打者にも四球を与えてしまい無死満塁の大ピンチを招いてしまう。次の打者は三塁ゴロでホームゲッツーをとり二死満塁となったところで、まさかのワイルドピッチで同点に追い付かれてしまう。なおも二死二、三塁とサヨナラのピンチが続いたが、次の打者をライトフライに打ち取り逆転は許さず同点のまま、今季初となるタイブレークに突入。
8回表、日立の攻撃は、タイブレークの2塁ランナーに女鹿田を置き無死二塁から杉浦がきっちり送りバントを決めて一死三塁とすると、唐牛の打席で初球エンドランを決行。叩きつけて高くあがった打球は相手のエラーを誘い、女鹿田が勝ち越しのホームイン。6−5とすると、続くフリッペンのレフト前ヒットで一死一、二塁の追加点のチャンスを作り、バッターは3回に反撃の狼煙を上げている山口。 山口は期待に応えて、この日2本目となるレフトオーバーのスリーランホームランを放ち9−5と相手を突き放すと、続く2打席連続ホームランを放っている森山が高々と打ち上げたレフトへの大きな当たりはなんと3打席連続ホームランとなり、更に1点を追加。この回、一挙5点を追加し10−5と大量リードを奪う。 誰もが日立の勝利を確信して迎えた8回裏、マクイリンはタイブレークの無死二塁から内野安打で無死一、三塁とされると、相手1番打者にセンターフェンス直撃のタイムリーを浴びて1点を奪われる。更に送りバントと四球で一死満塁とピンチを拡げると、相手4番打者にはセンター前へ2点タイムリーを許し2点差に追い上げられる。 次の打者を打ち取り二死とするも、二死二、三塁の場面で次打者のサードゴロは不運にもイレギュラーバウンドで堀口が捕球できず三塁ランナーがホームイン。1点差まで追い上げられ、なおも二死一、三塁と一打同点、サヨナラのピンチが続くが、最後のバッターをピッチャーゴロに仕留めてゲームセット。
両チーム計7本のホームランが飛び出す3時間にも及ぶ乱打戦の死闘を制し、チームは前節からの3連勝で通算成績を9勝5敗とし、東地区同率2位に浮上した。今季初のタイブレークも制し連勝を飾るも、一歩間違えば敗戦に繋がる苦しい試合展開は否めない。また、前節で復調の兆しを見せていた投手陣はピリッとせず大量失点を許し打線の援護で勝ち切った形。幸い結果的に勝利した事でチームの雰囲気は良い。しっかりと準備・調整を続け、次節も連勝して地元相模原ラウンドに臨んで貰いたい。
森山、3打席連続弾!5打点の大暴れ!
山口、3号、4号の2発で4打点の大活躍!
唐牛、エンドランで決勝点を挙げる!
堀口、昨日、初安打初打点で2試合連続スタメン!
山内、警戒され4打席連続四球を選ぶ!
女鹿田、今節も走攻守で大活躍!
記録&記事:岡村 奈々,安富 隆之,徳田 政昭,古園 敏幸