ニトリJD.LEAGUE 2023 試合結果
ニトリJD.LEAGUE 2023 第6節(交流戦)
1勝1敗!通算成績を7勝5敗とし東地区単独3位をキープ!!
5月27日〜5月28日に、岐阜県岐阜市/長良川球場及び岐阜県大垣市/大垣市北公園野球場で第6節が行われた。初日の豊田自動織機戦は、初回に先頭打者ホームランで先制を許し、4回にフリッペンの同点弾で追い付くも6回に勝ち越され1−2で敗戦。2日目のシオノギ戦では2回に山内の第2号スリーランで先制すると、3回にも山内と唐牛のタイムリーで3点を追加し試合を優位に進め、4回に先発坂本(実)が1点を失うも、すぐさま森山のタイムリーで2点を追加し突き放し、6回にも山内の犠牲フライでダメ押し点を奪い9-1で快勝した。チームは今節も1勝1敗で対戦成績を7勝5敗とし、東地区単独3位をキープした。
続く第7節は、6月3日〜4日、京都府京都市/わかさスタジアム京都で行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
フリッペンのホームランのみに抑え込まれ、またしても1点差負けを喫する!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
豊田自動織機 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | x | 2 |
交流戦、最初の相手は西地区2位の豊田自動織機。初回表、日立の攻撃は山口、鈴木が四球を選び無死一、二塁と絶好の先制チャンスが生まれるも、後続断たれ先制ならず。その裏、開幕以来安定した投球を続けている先発の長谷川が先頭打者にいきなりセンターオーバーのホームランを放たれ、先制点を許してしまう。但しその後は落ち着いた投球でランナーを許さず、この回最少失点で食い止める。
その後は両チームとも投手の好投により三者凡退が続き0-1と1点ビハインドのままで迎えた4回表、一死からフリッペンの右中間への今季第3号ホームランでようやく同点に追い付く。5回表には一死から唐牛が死球で出塁すると、ここでベンチはなんと代打に田内を起用。田内の内野ゴロの間に唐牛が進塁し二死二塁の勝ち越しのチャンスを作るも、あと一本が出ず勝ち越し点とはならず。6回表にも二死後にフリッペンが相手エラーで出塁し、相手バッテリーエラーによりテンポラリーランナーの山内が進塁して二死二塁の勝ち越しのチャンスを掴むが、ここでも勝ち越し点は奪えずに終わる。
5回裏からマウンドに上がったマクイリンは、一死後にレフト前ヒットを許し、かつ藤森が後逸する間にランナーをスコアリングポジションに進塁させてしまうが、落ち着いた投球で後続を打ち取り、同じくこの回からマスクを被ったフリッペンの強肩で三盗を仕掛けたランナーをキッチリ刺して無失点で切り抜ける。しかし、6回裏、マクイリンは四球と盗塁で二死二塁のピンチに、相手3番打者にセンター前タイムリーを許し勝ち越しを許してしまう。試合は1-2と1点リードされ最終回へ。
7回表、日立の攻撃はあえなく三者凡退に倒れゲームセット。日立打線は得点圏にランナーを進めるもチャンスを活かしきれずフリッペンのホームランの1得点のみに終わり、逆に相手打線には少ないチャンスにしっかり勝ち越し点を挙げられまたしても1点差負けを喫した。チームは通算成績を6勝5敗とするも、東地区単独3位を維持した。
フリッペン、第3号同点弾を放つ!
長谷川、4回2安打1失点の好投!
山内、先制2号スリーラン含む5打点!唐牛、森山の2点タイムリーで快勝!坂本(実)、今季初白星!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シオノギ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
日立 | 0 | 3 | 3 | 2 | 0 | 1 | x | 9 |
交流戦、2日目の相手はここまで西地区同率3位に付けるシオノギ。前日の試合で1点差に敗れた日立打線は、初回こそ三者凡退に倒れたものの2回表には先頭のフリッペンが四球を選び、続く森山はレフト前にしぶとく落とすヒットで出塁して無死一、二塁と先制点のチャンスを作ると、続く山内の高く舞い上がった左中間への打球は逆風にも負けずフェンスオーバーのスリーランに!幸先よく3点を先制する。
続く3回裏には、山口の四球とフリッペンのレフト前ヒットで作った一死一、二塁の追加点のチャンスに、森山の外野フライで二死一、三塁とチャンスを拡げると、先制ホームランを放っている山内が今度はセンターへのタイムリーヒットを放ち山口がホームイン! 4点目を挙げると、リーグ戦初スタメンの堀口の死球で二死満塁となったところで、続く唐牛のセンター前ヒットでフリッペン、山内が相次いでホームイン。この回3点を追加し、勝利を大きく引き寄せる。試合は6-0と大量6点リードで中盤戦へ。
日立の先発坂本(実)は、制球に苦しみながらも初回表には2三振を奪い三者凡退に抑えるまずまずの投球を見せ、その後3回まで死球をひとつ与えるのみでシオノギ打線をテンポ良く封じ込める。しかし、6点の援護を貰った4回表、四球と二本のヒットで一死満塁のピンチを背負うと、次打者へのインコースを突いた投球が死球となり、押し出しで1点を献上。なおも一死満塁のピンチが続くが、エースの風格で後続を連続三振に切って取り、最少失点で切り抜ける。
1点を返された4回裏の日立の攻撃は、山口の四球とフリッペンのレフト前ヒットで二死一、二塁とすると、相手バッテリーエラーに乗じてすかさず進塁し二死二、三塁とチャンスを拡げた場面で、打撃好調の森山が走者一掃のレフト前タイムリーを放ち山口、フリッペンを生還させてすぐさま倍返しの2点を追加し、8-1と大量リードを奪う展開に。
5回表からは、日立のピッチャーは佐藤に交代。その佐藤はヒットと四球でのランナーを出すも、離塁アウトと女鹿田の盗塁阻止で進塁を許さず無失点に抑える。6回表も味方の好守に助けられながら、丁寧な投球で相手打線を三者凡退に抑え無失点を続ける。
大量リードを奪った日立打線は、5回裏に唐牛が死球で出塁すると、昨日に続き代打に田内を起用。相手バッテリーエラーと田内の内野ゴロで唐牛が進塁し二死三塁となるも、ここは追加点ならず。しかし6回裏、先頭の高瀬が四球で出塁し杉浦を代走に起用すると、一死後にフリッペンの死球で一、二塁となり、前の打席で2点タイムリーの森山は四球を選び一死満塁に。ここで、この試合ここまで4打点の山内が放ったライト線への飛球は犠牲フライには十分な当たりとなり、三塁から杉浦がタッチアップでダメ押しのホームイン! 試合は9-1と8点リードで最終回へ。
5回からリリーフの佐藤は、7回表も相手打線を三者凡退にきっちり抑えゲームセット。山内の5打点の活躍含む9得点で快勝、坂本(実)は4回2安打7奪三振の好投で今季初白星を挙げ、チームは通算成績を7勝5敗、東地区単独3位をキープした。今節も前節同様に初戦は再三のチャンスを活かしきれず、悔しい1点差負けを喫するも、2日目は大量得点で快勝した。心配された投手陣は安定した投球を見せ、新主将の坂本(実)にもようやく勝ち星が付きチームの雰囲気は上々。この流れを維持し、接戦にも勝ち切れるようしっかりと準備・調整し勝ち星を積み上げて貰いたい。
山内、第2号スリーランで先制!
山内、先制弾含む5打点の大活躍でMWP賞受賞!
唐牛、2点タイムリーで追加点を挙げる!
森山、2点タイムリーで突き放す!
坂本(実)、4回7奪三振の好投で今季初勝利!
佐藤、3回1安打無失点の好リリーフ!
記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸