ニトリJD.LEAGUE 2023 試合結果
ニトリJD.LEAGUE 2023 第4節(東地区)
接戦を制し2連勝!通算成績を5勝3敗とし東地区単独3位に浮上!!
5月13日〜15日に、愛知県安城市/デンソーブライトペガサススタジアムで第4節が行われた。初戦の戸田中央戦では、初回に杉本のタイムリーで先制するも先発の坂本(実)が4回に逆転を許してしまい、迎えた5回にフリッペンの今季第2号で同点に追い付き、その後押し出しの四球で勝ち越しに成功すると、投げては5回から救援したマクイリンが相手打線を無失点に抑え込み接戦を制した。雨天順延で翌々日の試合となった今節2試合目は、東地区同率2位に付けるデンソーとの対戦。日立打線は初回にフリッペンのタイムリーで先制するも、4回まで快投を魅せた長谷川が5回に制球を乱し押し出しの四球で同点に追い付かれてしまう展開に。同点で迎えた土壇場7回に高瀬のレフトフェンス直撃のタイムリーで勝ち越しに成功すると、投げては連投のマクイリンがこの日も相手打線を封じ込め、連日の接戦を制し連勝を飾った。チームは今節連勝で対戦成績を5勝3敗とし、東地区単独3位に浮上した。
続く第5節は、5月20日〜21日、栃木県宇都宮市/栃木県総合運動公園野球場で行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
杉本、先制タイムリー! フリッペン、第2号同点弾! マクイリンは好救援で3勝目!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
戸田中央 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
日立 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | x | 3 |
前節までの五分の成績から白星先行に持って行きたい日立サンディーバの初戦の相手は、東地区同率4位で並んでいる戸田中央戦。確実に勝利し突き放しておきたいところ。日立の先発坂本(実)は、初回表に昨年まで日立に在籍した先頭打者の鈴木(鮎)選手にセンター前ヒットを許すと、送りバントで一死二塁と先制のピンチを招いてしまう。続く打者にもレフト前ヒットを許し、一死一、二塁とピンチが拡がるが、次打者を三塁ゴロダブルプレーに仕留め、ここは何とか無失点で切り抜ける。
その裏の日立の攻撃は、まずは先頭の坂本(結)がセンター前ヒットで出塁し、リーグ戦初スタメンの杉浦がキッチリ送りバントを決めてチャンスメイク。続く山口が四球を選ぶと、二死から山内も四球を選んで二死満塁の場面、杉本の内野安打で坂本(結)が先制のホームイン! なおも二死満塁のチャンスが続くが、ここは追加点奪えずこの回1点止まり。
2回表、坂本(実)は先頭打者にストレートの四球を与えるも、次打者のライトフライで一塁ランナーが飛び出したところを山口の好返球で併殺とするなど、守備にも助けられ無失点に抑えると、3回表は本来のテンポ良い投球で相手打線を三者凡退に抑えこむ。
追加点の欲しい日立の攻撃は、2回裏に先頭の唐牛が相手エラーで出塁し、高瀬の送りバントで一死二塁とすると、二死から杉浦が粘りに粘って四球を選び、更に山口も四球で二死満塁とチャンスが拡がるが追加点には結びつかず。3回裏にも一死から杉本がライトオーバーのツーベースヒットで出塁して一死二塁の追加点のチャンスを作り、二死から唐牛のライト前ヒットで二死一、三塁とチャンスを拡げるが、後続倒れ無得点に終わる。試合は1−0と1点リードで中盤戦へ。
4回表、坂本(実)は先頭打者に死球を与え出塁を許すと、次打者のショートゴロがフィルダースチョイスとなり無死一、二塁のピンチを招く。送りバントを決められ一死二、三塁とされると、次打者にセンター前に運ばれ2者が生還し逆転を許してしまう。なおも送りバントで二死二塁の追加点のピンチを背負うが、ここは踏ん張って後続打ち取り1点差で食い止める。
1点を追い掛ける展開となった日立の攻撃は、4回裏は三者凡退に倒れたものの、5回裏に先頭のフリッペンがレフトポール際へ放り込む今季第2号を放ち同点に追い付く。二死からレフト前ヒットで出塁した森山の代走に平田を起用し、続く唐牛のレフト前ヒットと高瀬のバントヒットで二死満塁とすると、坂本(結)は四球を選んで押し出しとなり勝ち越しに成功。なおも二死満塁の追加点のチャンスが続き、代打に堀口を起用するが、堀口の放ったライトへの強い打球は不運にも相手野手正面で追加点ならず。6回裏も二死から山内が四球で出塁し代走に山本を起用するが、果敢に盗塁を試みるもタッチアウトでチャンスを拡げられず、ここは無得点に終わる。
5回表から坂本(実)に変わりマウンドに上がったマクイリンは、相手打線を三者連続三振に切って取る見事な投球で無失点に抑えると、続く6回表もテンポ良い投球で三者凡退に抑える好投を見せる。最終回もマクイリンは安定した投球を続け、味方エラーで出塁は許すも坂本(結)が盗塁を阻止し、最後のバッターも見逃し三振に仕留めゲームセット。マクイリンは完璧なリリーフで今季2勝目。チームは通算成績を4勝3敗、白星先行となり東地区同率4位をキープした。
杉本のタイムリー内野安打で坂本(結)が先制のホームイン!!
フリッペン、第2号同点弾を放つ!
マクイリン、3回無安打5奪三振の好救援!
杉浦、リーグ戦初スタメン!
フリッペン、先制タイムリー! 高瀬、決勝タイムリーツーベース!マクイリンは連日の好救援で3勝目!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
デンソー | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
雨天順延で迎えた2試合目は、東地区同率2位に付けるデンソーとの一戦。何としても勝利して上位を狙いたい日立の攻撃は、初回表に先頭の坂本(結)が打ちに行ったところに右手に死球を受け負傷退場となり、代走に藤森を起用。続く高瀬の送りバントと山口の四球で一死一、二塁とチャンスが拡がったところで、フリッペンがセンター前タイムリーを放ち藤森がホームイン。幸先よく先制に成功するが、三塁を狙った山口はタッチアウト。後続も倒れこの回は1点止まり。
日立は、今季既に2勝を挙げている先発長谷川と、初回に負傷した坂本(結)に代わり急遽マスクを被ることになった山内とのバッテリーでデンソー打線に挑むこととなったが、初回裏にヒットと盗塁で無死二塁とすると、続く打者の送りバントがフィルダースチョイスとなりいきなり無死一、三塁とされてしまう。一塁ランナーに盗塁を許し無死二、三塁と一打逆転の大ピンチとなるが、ここは落ち着いた投球で後続打者をキッチリと抑え無失点で切り抜ける。
2回表、日立の攻撃は四球で出塁した杉本が盗塁に成功し、二死二塁の追加点のチャンスを作るが追加点には結びつかず。相手投手の制球難につけ込み追加点を奪いたいところだが、3回表に山口、フリッペンの連続四球で得た二死一、二塁のチャンスも、4回表に生じた相手バッテリーエラーで代走山本が進塁した一死二塁の追加点のチャンスも、昨シーズンの東地区最多勝利投手のフーバー投手に抑え込まれなかなか追加点を奪えぬ展開に。
長谷川は2回裏も先頭打者のセンター前ヒットで出塁を許すと、盗塁と送りバントで一死三塁の同点のピンチを招くが、エンドランを上手く交わしまずは三塁ランナーを封殺すると、バッターは見逃し三振に抑えこの回も無失点で切り抜ける。3回裏は見事に三者凡退に抑え、4回裏にはヒットと盗塁で二死二塁の同点のピンチを招くも次打者を空振り三振に切って取り、1-0と1点リードで試合は終盤戦へ。
ここまで今季自責点ゼロのピッチングを続けてきた長谷川だが、5回裏にヒットと二つの四球で二死満塁のピンチを背負うと、次打者に死球を与え押し出しとなり同点に追いつかれてしまう。なおも続く二死満塁のピンチにマクイリンがリリーフとして登場。マクイリンはこの大ピンチに落ち着いた投球であっさり内野ゴロに仕留め追加点は与えない頼もしいピッチングを魅せる。6回裏には先頭打者に内野安打を許し、盗塁と送りバントで一死三塁のピンチを背負うも、次打者のスクイズを森山が上手く捌きホームゲッツーに仕留め、勝ち越し点を与えず試合は1-1と同点のまま最終回へ突入。
同点のまま迎えた最終回の日立の攻撃は、代打の鈴木が四球を選び出塁するも、リエントリーした唐牛の盗塁失敗でチャンスが途切れたかと思いきや、坂本(結)の負傷で代走に送り込まれそのままOPOとして出場していた藤森が二死からセンター前ヒットで出塁すると、続く高瀬のレフトへの強い打球がフェンス直撃のタイムリーツーベースとなり、藤森が俊足飛ばし一塁から一気にホームイン! 土壇場で勝ち越しに成功する。その裏、1点リードを貰ったマクイリンは最終回の相手の攻撃をテンポ良い投球でキッチリ三者凡退に抑えてゲームセット。マクイリンは連日の完璧なリリーフで今季3勝目。チームは通算成績を5勝3敗とし、東地区単独3位に浮上した。3節まで1点差に涙を飲んできたチームであったが、今節は2試合ともに接戦を1点差で制して連勝を飾った。チーム内に負傷者が出るなど、不測の事態にもチームが一丸となりカバーし勝利を引き寄せたものであり、この勢いをそのままに「One HITACHI」の戦いで次節以降も確実に勝利を積み上げて貰いたい。
初回、フリッペンのタイムリーで先制!
山内、救援マスクで好守、好リード!
高瀬、左翼フェンス直撃の決勝二塁打!!
マクイリン、連日の好リリーフで3勝目!
記録&記事:岡村 奈々、奥田 透、中山 友紀子、徳田 政昭、古園 敏幸