ニトリJD.LEAGUE 2023 試合結果
ニトリJD.LEAGUE 2023 第3節(東地区)
1勝1敗!通算成績3勝3敗とし、東地区同率4位に後退!!
4月29日〜30日に、静岡県掛川市/いこいの広場野球場で第3節が行われた。今節は連敗を喫した第1節と同一カードであり、そのリベンジを果たしたい日立サンディーバの初戦は、ここまで4戦全勝で東地区首位を走るビックカメラ高崎戦。日立打線は初回に山口のタイムリーで先制点を挙げるも、リリーフの坂本(実)が逆転を許し、2点差を追い掛ける最終回にフリッペンの今季1号で1点差に追い上げるも反撃ここまで。またもや1点差で涙を飲んだ。翌日も第1節のリベンジをかけNECプラットフォームズと対戦。日立打線は4回に山内の移籍後初本塁打で先制すると、森山の超特大の今季第1号2ランも飛び出し追加点を挙げ、投げては先発長谷川が味方エラーで1失点も4安打5奪三振の見事な投球で見事な完投勝利を収めた。チームは今節1勝1敗で対戦成績を3勝3敗の五分のままとし、東地区同率4位に後退した。
続く第2節は、5月13日〜14日、愛知県安城市/デンソーブライトペガサススタジアムで行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
山口の先制タイムリー二塁打も、坂本(実)がリードを守れず!フリッペンの特大第1号弾も及ばず逆転負け!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ビックカメラ高崎 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 3 |
日立 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
前節の連勝で2勝2敗の五分に戻し迎えた第3節の初戦は、開幕節で敗戦を喫したビックカメラ高崎との対戦。開幕のリベンジと勝ち星を先行させるために是が非でも勝利したいところ。日立サンディーバの先発マクイリンは、初回表から二つの四球で二死一、二塁の先制のピンチを背負うが、次打者のライト前ヒットで本塁を狙うセカンドランナーを山口の好返球で本塁タッチアウト! ここは無失点で切り抜ける。
その裏、日立の攻撃は一死から高瀬がピッチャー強襲の内野安打で出塁すると、今季ここまで打率7割越えと絶好調の山口が左中間へのツーベースを放ち、高瀬が一塁から一挙にホームインし先制点を挙げる。更に続くフリッペンが四球を選び一死一、二塁の追加点のチャンスが続くが、あと一本は出ずこの回1点止まり。2回裏も三者凡退に倒れる。
3回表、マクイリンは四球と送りバントで一死二塁の一打同点のピンチを招くと、二死二塁となったところでピッチャーは坂本(実)に交代。坂本(実)は次の打者をショートフライに仕留め無失点で切り抜ける。しかし4回表、坂本(実)は先頭打者にレフト前ヒットを許すと、内野ゴロの間にランナーは進塁し一死二塁の同点のピンチに。ここで相手7番打者が放った打球は左中間へのツーランホームランとなり、逆転を許してしまう。
更に6回表には、坂本(実)は四死球を与え二死一、二塁の場面、相手9番打者にライト前ヒットを許し追加点を奪われてしまう。なおも二死一、三塁のピンチが続き、坂本(実)に変わりマクイリンがリエントリ。マクイリンは盗塁を許し二死二、三塁とされるも、後続を抑え追加点は許さず何とか最少失点で切り抜けるが、1-3と2点を追い掛ける苦しい展開に。
何とか逆転したい日立打線だが、2回以降は相手投手に完璧に抑え込まれ、6回まで三者凡退の展開が続く。2点ビハインドで迎えた最終回の日立の攻撃は、先頭のフリッペンが打った瞬間それと分かるレフトオーバーの豪快なホームランを放って1点差に追い上げると、一死から杉本が右中間へのツーベースヒットで一死二塁の一打同点のチャンスを作る。後続倒れ二死となり、ここで地元静岡出身の鈴木を代打に起用。鈴木はボールに食らいつき粘りを見せるも、最後はショートファールフライに打ち取られゲームセット。第1節のリベンジならず、またもや1点差での悔しい敗戦を喫した。チームは通算成績2勝3敗と黒星先行となり東地区同率5位に後退した。
山口、先制タイムリーツーベースを放つ!
フリッペン、特大第1号弾で1点差に詰め寄る!
杉本、ツーベースヒットでチャンスメイクも…
山内、移籍後初ホーマーで先制!森山、超特大2ラン!長谷川、4安打5奪三振の完投勝利!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
NECプラットフォームズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
昨日の敗戦で黒星先行で苦しい星勘定となった2日目の対戦相手は、こちらも開幕初戦で敗戦を喫しているNECプラットフォームズ。初回表の日立の攻撃は、二死から山口が四球を選び出塁するも後続断たれ無得点に終わる。日立の先発は、前節で見事な完封勝利を挙げている長谷川を起用。初回裏、長谷川はヒットと送りバントで一死二塁の先制のピンチを招き、二死後、死球を与え二死一、二塁となるも、次の打者を空振り三振に仕留め無失点で切り抜ける。
先制点が欲しい日立の攻撃は、2回表に先頭の山内が一、二塁間を抜けるクリーンヒットで出塁し、代走に起用した山本が盗塁を試みるもタッチアウト。二死後に森山が四球を選び出塁すると、続く女鹿田のレフト前ヒットで二死一、二塁の先制のチャンスを作るも、あと一本は出ず先制ならず。その裏、長谷川は先頭打者にレフト線へのツーベースと四球で、一死一、二塁の先制のピンチを背負うが、続く打者をショートライナーの併殺打に打ち取り無失点で切り抜ける。試合は0−0と同点で中盤戦へ。
3回表、日立の攻撃は先頭の坂本(結)が強烈な当たりのレフト前ヒットで出塁すると、続く高瀬がキッチリと送りバントを決め一死二塁とし先制のチャンスメイク。ここで、昨日の試合で先制タイムリーの山口、同じくホームランを放っているフリッペンに期待が高まるが快音は聞かれず無得点。その裏、長谷川はヒットで送りバントで一死二塁とされると、ここから連続死球で一死満塁の大ピンチを背負うが、テンポ良い投球で後続を打ち取り何とか無失点で切り抜ける。
そろそろ先制点が欲しい日立打線は4回表、先頭の山内の打球が詰まりながらも移籍後第1号となるレフトオーバーのソロホームランとなり先制点を挙げる。更に杉本がレフト前ヒットで出塁すると、続く森山の高々と上がったレフトへの飛球は、風にも乗り超特大のツーランホームランとなり、この回3点のリードを奪う。
3点のリードを貰った長谷川は、4回裏は落ち着いた投球で相手打線を三者凡退に抑え込むが、5回裏にはエラーで出塁を許したランナーを一塁に置き、続く打者にレフト前ヒットを放たれると、打球を後逸した間に一塁ランナーが一気にホームイン。1点を返され、なおも二死二塁のピンチが続くが、ここは落ち着いた投球で次打者を見逃し三振に仕留め、この回最少失点で切り抜ける。6回裏にも長谷川は四球のランナーに盗塁を許し、二死二塁のピンチを招くが、ここでも落ち着いた投球で後続を断ち、3-1と2点のリードを保ち最終回へ。
7回表、日立の攻撃は二死から坂本(結)がレフト前ヒットで出塁し代走に杉浦を起用するも、続く代打藤森の打球が一塁ランナーの杉浦に当たって守備妨害となり、追加点は奪えず。その裏、長谷川は相手打線を簡単に三人で片づけゲームセット。長谷川は前節に続き、2試合連続の完投で2連勝。開幕戦のリベンジを果たしたチームは、通算成績を3勝3敗の五分に戻すも東地区同率4位に後退した。この試合、勝利はしたものの守備の乱れから失点を許す展開もあり、今一度基本に忠実なプレーを徹底し、1点を争う試合も確実に勝利に結びつける戦いで勝ち星を積み重ねて貰いたい。
山内、移籍後初ホームランで先制!!
森山、今季第1号は超特大2ラン!
長谷川、散発4安打5奪三振の完投勝利!
記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭