ニトリJD.LEAGUE 2023 試合結果
ニトリJD.LEAGUE 2023 第12節(東地区)
地元大会連勝!通算成績を16勝9敗とし東地区単独2位に浮上!
10月14日〜16日にかけて、地元神奈川県横浜市/サーティーフォー保土ヶ谷球場にて第12節が行われた。初日のビックカメラ高崎との対決は、先発の長谷川が4回までに2点を奪われる苦しい展開も、4回裏に坂本(結)、森山、山内の3者連続の2ベースヒットで同点に。しかしリリーフの坂本(実)が6回に再びリードを許してしまい2-3で迎えた最終回、山内の2ベースとフリッペンのタイムリーヒットで同点に追いつくと、二死後に代打で登場の田内がタイムリー2ベースを放ち劇的な逆転サヨナラ勝利を飾った。雨天順延となった二日目のNECプラットフォームズ戦では、2回にフリッペンの第6号2ランで先制すると、4回には山内の第4号ソロと高瀬の2点タイムリー2ベース、杉本のタイムリー3ベースで計4点を加え、投げてはマクイリンー坂本(実)−佐藤−長谷川の投手リレーで2失点に抑え、6−2で快勝した。
チームは地元大会を連勝、前節からの3連勝で通算成績を16勝9敗とし、東地区単独2位に浮上した。
続く第13節は、10月21日〜22日、岐阜県大垣市/大垣市北公園野球場で行われる。
ホームゲームでの盛大なご声援、ありがとうございました。
地元大会で大応援団が後押し!代打田内のサヨナラツーベースヒットで劇的逆転勝利!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ビックカメラ高崎 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 |
日立 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2x | 4 |
ホームゲームの第12節初戦の相手は、東地区首位のビックカメラ高崎。ポストシーズンも意識し、何としても勝利し上位をキープしておきたい日立は、先発のマウンドを長谷川に託す。しかし、地元大応援団の大歓声に浮足立ったのか内野守備の乱れが続き、初回から二つの内野エラーとヒットで長谷川は二死満塁のピンチを背負うことになったが、ここは粘りの投球で後続をライトフライに抑え無失点で切り抜ける。
日立の攻撃は、相手濱村投手の前に初回は三者凡退に終わり、2回裏にはヒットで出塁した森山の代走に山本を起用し、続く山内のレフトへの大飛球で山本がタッチアップし一死二塁の先制のチャンスを作るも、後続が連続三振に抑え込まれてしまい得点には結びつかず。
先発長谷川は、2回表にもヒットと送りバントで二死二塁の先制のピンチを招きはするも、後続をしっかりと抑えるピッチングを披露。しかし3回表、二死から相手4番打者に左中間へのホームランを放たれ先制を許してしまう。更に4回表には、二死から二つの四球とヒットで満塁のピンチを招くと、バッテリーエラーで三塁ランナーが生還し2点目を献上。なおも続く二死二、三塁の場面では、内野ゴロに仕留めここは何とか最小失点で切り抜ける。
2点を追いかける展開となった日立の攻撃は、4回裏、一死から坂本(結)が左中間へツーベースを放ち出塁すると、森山も左中間を破るツーベースを放ち坂本(結)がホームイン! 1点差に詰め寄ると、なおも一死二塁の場面で今度は山内がセンターオーバーのエンタイトルツーベースで森山が同点のホームイン。頼れるクリーンナップの三者連続ツーベースヒットで同点に追いつき、試合を振り出しに戻す。
5回表、同点に追いついた日立のピッチャーは坂本(実)に交代。坂本(実)は先頭打者に四球を与え出塁を許すも、味方の好守にも助けられ後続を打ち取り無失点。しかし6回表、坂本(実)は一死からヒットと四球で招いた二死一、二塁のピンチに、相手2番打者にライト線へのツーベースヒットを許し二塁ランナーがホームイン。一塁ランナーはホームでタッチアウトとするも、勝ち越し点を許してしまう。
試合終盤に再度リードを奪われ、すぐさま反撃に転じたいところに相手はエース上野投手をマウンドに送り込む。代わり端に先頭の山口がレフト前ヒットで出塁するも、後続から快音は聞かれず1点ビハインドのまま最終回へ突入。
7回表、坂本(実)は相手のクリーンナップをきっちりと三者凡退に抑える見事な投球で得点を与えず、最終回の味方の攻撃に望みを繋ぐ。すると迎えた7回裏、先頭の山内が放った左中間への大きな打球は相手野手が追いつくも補球出来ずツーベースヒットとなり、すぐさま代走に杉浦を起用。相手バッテリーエラーで杉浦は難なく三塁に進むと、フリッペンの打球は前進守備の内野の頭を超えるセンター前タイムリーとなり同点に追いつくと、続く藤森は送りバントで一死二塁と一打サヨナラのチャンスメイク。二死からベンチが代打に送りこんだのは、二刀流の田内。その田内はベンチと大観衆の期待に応え左中間への大飛球を放つと、相手外野手の頭上を越えフェンス際まで到達するリーグ初安打初打点となるタイムリーツーベースヒットとなり、二塁ランナーのフリッペンがホームを駆け抜け劇的な逆転サヨナラ勝ちを演出した。
首位チームを相手に、序盤に先制を許し、同点に追いつくも再びリードを許す展開に再度同点に追いつき逆転勝利。最後まであきらめないチームの姿勢を地元大応援団の大声援が後押しする形で劇的な勝利を掴み取った。チームは通算成績を15勝9敗とし、東地区3位をキープした。
森山、タイムリーツーベースで反撃開始!
山内、二本のツーベースで勝利に貢献!
フリッペン、同点タイムリー!
田内、代打サヨナラ打で劇的勝利を演出!
坂本(実)、3回1失点で4勝目!
地元日立大応援団で勝利を後押し!!
フリッペン第6号先制2ラン!山内、第4号ソロ!高瀬、杉本タイムリー!計6得点で快勝!マクイリン6勝目!地元大会連勝!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NECプラットフォームズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
日立 | 0 | 2 | 0 | 4 | 0 | 0 | x | 6 |
雨天順延となった第12節二日目の対戦相手は、ここまで8勝16敗で東地区7位のNECプラットフォームズ。取りこぼしの無いように確実に勝利したい日立の先発マクイリンは、初回表に二死から死球のランナーを出すも後続を抑え、得点を与えないまずまずの立ち上がり。2回表には、ヒットとバッテリーエラーで無死二塁の場面に四球を与え、無死一、二塁と更にピンチを拡げてしまうが、味方守備に助けられながらテンポ良い投球で後続を打ち取り、無失点で切り抜ける。
先制点の欲しい日立の攻撃は、2回裏に先頭打者の山内がセンター前ヒットで出塁すると、フリッペンの目の覚めるような当たりは、弾丸ライナーでレフトポール際に飛び込む第6号ツーランホームランに!続く藤森もライト線へのツーベースヒットで一死二塁の追加点のチャンスを作るが、あと一本は出ず追加点とは成らずも、この回2点の先制に成功する。
2点のリードをもらったマクイリンは3回表、一死から2本の内野安打で一、二塁のピンチを招くが、落ち着いた投球で後続を打ち取り得点を与えない。 4回表にも二死からヒットと盗塁を許してスコアリングポジションにランナーを進められるが、ここでも落ち着いた投球で相手打線を抑え込み無失点で切り抜ける。
追加点の欲しい日立の攻撃は、4回裏、一死から山内が打った瞬間それとわかるセンターオーバーの第4号特大ホームランを放ち追加点を挙げると、続くフリッペンが四球を選び出塁し、代走に杉浦を起用。杉浦はすかさず盗塁を決め一死二塁の追加点のチャンスを作ると、二死後に堀口の死球で二死一、二塁とチャンスが拡がる。ここで、続く高瀬の鋭い打球はレフトオーバーのツーベースとなり、杉浦と堀口が相次いでホームイン! 2点を追加してなおも二死二塁のチャンスに、続く杉本のライト線を破るスリーベースヒットで高瀬が生還し、この回一挙4点を追加する。試合は6−0と大量6点リードで後半戦へ
5回表、ピッチャーは坂本(実)に交代。坂本(実)は二死から死球のランナーを出すも、落ち着いた投球で後続を抑え得点を与えない。その裏、日立の攻撃は、二死から山内が死球で出塁すると代走に山本を起用。その山本が盗塁を決め二死二塁の追加点のチャンスを作るも、あと一本は出ず追加点とはならず。
6回表、日立のピッチャーは佐藤に交代。佐藤は2本のヒットと四球で一死満塁のピンチを背負うと、内野ゴロの間に1点を許してしまう。更に、二死一、三塁のピンチに、次打者にライト前ヒットを放たれ三塁ランナーがホームインし2点目を献上してしまう。なおも、二死一、二塁のピンチが続くが、後続を内野ゴロに仕留めて、この回2点に抑える。
7回表、日立のピッチャーは長谷川に交代。長谷川は2本のヒットを許し、二死一、二塁のピンチを招くも、落ち着いた投球で最後の打者を内野フライに打ち取りゲームセット。チームは地元大応援団の大声援の後押しでホームゲームを連勝を飾り、前節からの3連勝で通算成績を16勝9敗とし東地区単独2位に浮上した。リーグ戦も残り4試合。ポストシーズン進出に向けた熾烈な順位争いの中で負けられない試合が続く。ミスをひとつでも無くし、また最後まであきらめない姿勢で確実に勝利を掴み取り、まずはポストシーズン進出を確実なものにして貰いたい。
フリッペン、第6号2ラン弾丸ライナーで先制!
山内、第4号は特大の追撃アーチ!
高瀬、2点タイムリーツーベースで勝利を引き寄せ!
杉本、タイムリースリーベースで追加点!
マクイリン、4回無失点の好投で6勝目を挙げる!
記録&記事:安富 隆之,中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸