ニトリJD.LEAGUE 2023 試合結果
ニトリJD.LEAGUE 2023 第11節(東地区)
1勝1敗、通算成績を14勝9敗とし東地区3位をキープ!
9月9日〜10日にかけて、愛知県安城市/デンソーブライトペガサススタジアムにて第11節が行われた。初日のデンソーとの上位対決は、先発の坂本(実)が3回に制球定まらずノーヒットで先制点を許すと、4回には2番手の田内が代わり端に連打で2点を失い3点を追う苦しい展開となり、7回に森山の6号ソロホームランで反撃するも届かず敗戦を喫する。2日目の戸田中央戦では、初回に森山の2試合連続となる7号2ランで先制すると、3回には山内の犠牲フライ、堀口の2点タイムリー、女鹿田のエンドランで4点を追加、7回にも杉浦のエンドランで追加点を挙げ計7得点。投げては長谷川−マクイリン−佐藤のリレーで1失点に抑え、7-1で快勝した。チームは今節1勝1敗で通算成績を14勝9敗とし、東地区3位をキープした。
続く第12節は、10月14日〜15日、地元神奈川県横浜市/サーティーフォー保土ヶ谷球場で行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
上位対決、森山第6号ソロで反撃するも届かず!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
デンソー | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | X | 3 |
第11節の初戦の相手は、安城ラウンドがホームのデンソー。デンソーは前日の敗戦で東地区3位に後退したため、試合開始時点では2位日立と3位デンソーという順位となっており、ここは確実に勝利し差を拡げておきたい日立の攻撃は、初回表に先頭の坂本(結)がレフト線を鋭く破るツーベースで出塁すると、唐牛が送りバントを決め一死三塁の先制のチャンスメイク。二死からフリッペンが死球で出塁し、二死一、三塁とチャンスが拡がるが、後続が断たれ先制ならず。
日立の先発は、ここまでリーグ戦3勝3敗のエース坂本(実)。坂本(実)は制球に苦しむも、テンポ良い投球で相手打線を三者凡退に抑えるまずまずの立ち上がり。2回裏は先頭打者に四球を与え一死二塁の先制のピンチとなるも、後続を落ち着いた投球で2者連続三振に抑え込み得点を与えない。
しかし3回裏、坂本(実)は初回から続く制球難で2者連続四球を与え、一死一、二塁の場面で更に次打者に死球を与えてしまい、一死満塁とピンチを拡げてしまう。ここで相手3番打者にライトへの犠牲フライを許し、なんとノーヒットで一点を失ってしまう。なおも続く二死二、三塁のピンチには、しっかり立て直し相手4番打者を内野フライに仕留め何とか最少失点で切り抜ける。
日立の攻撃は2回表、3回表と三者凡退に倒れ、1点を追いかける展開となった4回表にようやく山口の内野安打と山内の死球で一死一、二塁の逆転の糸口を掴み、2塁ランナーの代走に山本を起用するも、後続倒れ無得点に終わる。
4回裏からは、ピッチャー坂本(実)に代わり田内がマウンドに上がるが、代わり端に相手打線に掴まり2本のヒットと送りバントで一死二、三塁のピンチを背負う。次打者を打ち取り二死とするも、相手9番打者にレフト前タイムリーを許し2点目を献上。なおも二死一、三塁のピンチに内野安打で3点目を奪われ、試合は0-3と3点のビハインドとなり後半戦へ。
何とか反撃したい日立の攻撃陣だが、5回表に二死から坂本(結)がセンター前ヒットで出塁するのみで、6回表も三者凡退に倒れる。打線が苦しむ中、田内は5回裏にヒットと送りバントで一死二塁の追加点のピンチを許すと、二死三塁から四球を与え二死一、三塁先とピンチを拡げるが、後続を空振り三振に抑えて何とか無失点で切り抜け、6回裏は相手打線を三者凡退に抑え最終回の味方の攻撃に望みを繋ぐ。
後の無くなった日立の攻撃は7回表、先頭の森山が高々と打ち上げたレフトへの大きな打球は逆風を突くフェンスオーバーの第6号ホームランに! 1点を返し何とか反撃の狼煙を上げたかに思えたが、その後の代打攻勢は実らず後続は打ち取られゲームセット。上位対決に敗れたチームは通算成績を13勝9敗とし、東地区3位に後退した。
坂本(結)、2安打を放ちチャンスメイク!
森山、6号ソロで反撃の狼煙をあげるも…!
森山、2試合連続7号2ラン!山内、犠飛!堀口2点タイムリ−二塁打!女鹿田、杉浦エンドラン!7得点を挙げ快勝!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 2 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 |
戸田中央 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
第11節、2日目の相手は東地区5位の戸田中央。前日の上位対決での敗戦もあり、連敗は避けて確実に勝利し上位をキープしておきたい日立の攻撃は、初回表に一死から唐牛がレフト前ヒットで出塁すると、盗塁を成功させ一死二塁と先制のチャンスを作る。二死となるも、昨日の試合でホームランを放ちこの試合は4番に座った森山が右方向へ放った打球はライトオーバーの2試合連続第7号2ランホームランとなり、幸先よく2点を先制する。
初回から2点をもらった日立の先発長谷川は、立ち上がりは制球に苦しみ先頭打者に四球を与えると、二死後も四球を与えてしまい二死一、二塁とピンチを拡げてしまうが、次打者を見逃し三振に切って取り無失点で切り抜ける。その後はリズムを取り戻したか、2回表、3回表ともに三者凡退に抑え本来のピッチングを披露。
追加点の欲しい日立の攻撃は、3回表に唐牛がライト前ヒットで出塁し、続く山口が左中間へのツーベースを放つと、初回に先制ホームランを放った森山は四球を選び、無死満塁のチャンスに迎えたバッターは山内。その山内は、センターにきっちり犠牲フライを打ち上げ、唐牛がホームイン! なおも一死一、二塁のチャンスにフリッペンが四球で出塁し、再び満塁としたところで打撃好調の堀口が打席に入ると、右中間を深々と破るタイムリーツーベースを放ち、山口、森山が相次いでホームイン。さらに続く一死二、三塁のチャンスに、女鹿田はエンドランを確実に成功させ、フリッペンが生還しこの回4点目を奪う。その後、4回、5回と両チーム得点無く試合は6−0と大量6点リードのまま終盤戦へ。
6回裏からは、日立ピッチャーはマクイリンに交代。マクイリンは代わり端は制球定まらず、3つの四死球で二死満塁のピンチを背負う苦しいピッチングとなるも、次打者をセンターフライに打ち取り無失点で切り抜ける。
6点リードで迎えた最終回の日立の攻撃は、先頭の山内が四球を選び出塁すると代走に藤森を起用。相手バッテリーエラーで藤森は労せず二塁に進むと、続くフリッペンの四球と堀口の送りバントで一死二、三塁のチャンスに、杉浦がキッチリとエンドランを決め藤森が生還し追加点を挙げる。なおも一死一、三塁のチャンスが続くが、杉浦の盗塁失敗と代打平田が打ち取られこの回1点止まりとなるも、貴重な追加点を挙げる。
しっかり守って終わりたいところだが、7回裏にマクイリンはヒットとバッテリーエラーで無死二塁のピンチを招く。一死二塁としたところで、ピッチャーは佐藤に交代。佐藤はいきなりライト前ヒットを許し一死一、三塁とピンチを拡げてしまうが、相手1番打者が放った左中間への大きな当たりは唐牛が見事なダイビングキャッチ! 好捕するも三塁ランナーはタッチアップしてホームインし、1点を献上する。次打者の打球も右中間への大飛球となるも、今度はフェンス際で山口がナイスキャッチしゲームセット。最後に1点は失ったものの7-1の快勝で、5回まで無失点で好投した長谷川は4勝目を挙げ、チームは通算成績を14勝9敗とし、東地区3位をキープした。
今節、初戦の上位対決に敗れるも1勝1敗で乗り切り上位をキープ出来たことは非常に大きい。前節の大垣ミナモ戦、今節のデンソー戦と地元大応援団擁するホームチームの勢いに押され、試合を優位に進められず敗戦を喫した面もある。次節は地元保土ヶ谷大会。ホームゲームの優位性を存分に活かし地元大応援団の大声援の後押しで連勝を飾り、ポストシーズン進出に向け猛進して貰いたい。
唐牛、3安打2得点1盗塁!攻守に大活躍!
森山、2試合連続7号弾は先制2ラン!
堀口、タイムリーツーベース含む2安打2打点!
長谷川、5回無失点の好投で4勝目を挙げる!
記録&記事:安富 隆之,中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸