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Japan Diamond Softball LEAGUE:第1節(東地区)

ニトリJD.LEAGUE 2023 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2023 第1節(東地区)
2試合連続逆転負けを喫し、開幕連敗スタート

 今シーズンの開幕戦は、雨天順延により4月16日〜4月17日に日程変更して群馬県高崎市/宇津木スタジアムで行われた。日立サンディーバ初戦の相手は、昨年東地区7位で元日立所属選手がスタッフとして多く在籍するNECプラットフォームズとの対戦。日立は初回に坂本(結)の先頭打者ホームランで先制するも、2回に逆転を許すと、5回の坂本(結)の2号ソロと7回の山口の1号ツーランで追い上げるも届かず、開幕初戦は黒星スタートとなった。翌日のビックカメラ高崎戦は、初回にフリッペンの犠牲フライで先制するも、3回に逆転を許す展開に。6回表に杉本の2点タイムリーで再びリードするも、その裏、逆転ツーランを浴びて再逆転を許し敗戦。JDリーグ2年目は手痛い開幕2連敗スタートとなった。
 続く第2節は、4月22日〜23日、地元大会となる神奈川県秦野市/中栄信金スタジアム秦野で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 NECプラットフォームズ戦(4月16日 通算成績:0勝1敗)

坂本(結)が先頭打者弾含む2発、山口も2ランを放つも逆転負け!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 1 0 0 0 1 0 2 4
NECプラットフォームズ 0 4 0 0 0 1 x 5
  • 【バッテリー】★田内(4回:1敗),マクイリン(2回)−女鹿田
  • 【本塁打】坂本(結)(1回:1号,5回:2号),山口(7回:1号2ラン)
  • 【盗塁】坂本(結)(2回)

試合レポート

JDリーグ2年目の初戦は、NECプラットフォームズとの一戦。今季こそJDリーグ王者を目指す日立としては、白星発進でチームに勢いを付け開幕ダッシュと行きたいところ。その日立の攻撃は、先頭の坂本(結)が初回から先頭打者ホームランを放ち幸先よく先制。一死からも移籍新戦力の山内とフリッペンの連続四球、そして杉本が打撃妨害で出塁で満塁とし、追加点を奪うに絶好のチャンスを掴むが、ここはあと一本が出ずこの回一点止まり。日立サンディーバの先発田内は、初回表から落ち着いた投球で相手打線を三者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せる。

2回表、日立の攻撃は先頭の唐牛がレフト前ヒットで出塁すると、続くルーキー女鹿田の送りバントで一死二塁のチャンスメイク。坂本(結)の内野ゴロと山口の四球で二死一、二塁とチャンスが続くが、ここでも後続続かず追加点が奪えない。すると、その裏に田内は二死から2本のヒットで一、二塁のピンチを招くと、次打者にライト前の2点タイムリーを許して同点に追いつかれてしまう。なおも二死二、三塁のピンチに、9番打者がライトへ放った高い打球は風に乗りフェンスオーバーのスリーランホームランとなり、この回一挙4点を献上し逆転されてしまう。試合は1−4と3点ビハインドの展開となり中盤戦へ。

次に試合が動いたのは5回表の日立の攻撃で、この回の先頭打者は昨シーズンの東地区最多本塁打賞の坂本(結)。皆の期待通りにこの日2本目となるバックスクリーン直撃の第2号特大ソロホームランを放ち2点差に詰め寄る。更に追加点を奪うべく、二死からフリッペンがセンター前ヒットで出塁するが、後続断たれこの回も1点止まり。6回表も、2点を追い掛けて二死から唐牛が内野安打で出塁するも無得点に終わる。

5回裏からは、日立のピッチャーは田内からマクイリンに交代。マクイリンはキッチリ3者凡退に仕留め見事な投球で無失点に抑えるが、6回裏には四球のランナーを出すと、進塁打で二塁に進められ、次の打者にレフト線へのタイムリーツーベースを許してしまい、再びリードを広げられてしまう。5-2と3点ビハインドで最終回へ。

7回表、後の無くなった日立の攻撃は先頭の坂本(結)が死球で出塁すると、続く山口の打球は風も味方につけてセンターオーバーの2ランホームランでいよいよ1点差に詰めよる。勢いに乗る打線は、山内が移籍後初ヒットをレフト前に運び同点のランナーを出すと、代走に平田を起用。後続打者に期待がかかるが、強い打球も相手野手正面をつくなど運にも見放され、快音は聞けないままゲームセット。悔しい逆転負けでシーズン初戦を白星で飾ることは出来なかった。

[撮影]小薗 美希
坂本(結)、先頭打者弾含む2発の活躍!

[撮影]大木 浩
山口、追撃の2ランを放つも届かず!

[撮影]大木 浩
新加入の山内、移籍後初安打を放つ!

[撮影]小薗 美希
ルーキー女鹿田、スタメンマスクデビュー!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 ビックカメラ高崎戦(4月17日 通算成績:0勝2敗)

フリッペンの先制犠飛、杉本の逆転タイムリーも、エース坂本(実)が踏ん張れず2度の逆転を許し連敗

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 1 0 0 0 0 2 0 3
ビックカメラ高崎 0 0 2 0 0 2 x 4
  • 【バッテリー】★坂本(実)(5回2/3:1敗),マクイリン(1/3回)−女鹿田
  • 【盗塁】山口(3回),フリッペン(6回)

試合レポート

昨日の敗戦での躓きを挽回したい日立サンディーバの2日目の相手は、JDリーグ初代王者のビックカメラ高崎戦。何としても勝利し一矢報いたいところ。初回の日立の攻撃は、一死から山口と山内の連続四死球と相手バッテリーエラーで掴んだ一死二、三塁のチャンスに、フリッペンのセンターへの犠牲フライで山口がホームインし、ノーヒットで先制に成功。なおも二死三塁の追加点のチャンスが続くが、後続は断たれこの回1点止まり。日立サンディーバの先発は、新主将の坂本(実)。初回裏、坂本(実)は一死から左中間へのエンタイトルツーベースと四球で一死一、二塁のピンチを招くが、レフト藤森の好守もあり、後続を抑え無失点で切り抜ける。

2回表、日立の攻撃は先頭の藤森がセンター前ヒットで出塁すると、続くリーグ戦初スタメンの鈴木がキッチリ送りバントを決めて一死二塁の追加点のチャンスを作り、唐牛の振り逃げの間に藤森が三塁に進塁するも、あと一本は出ず追加点ならず。3回表も日立は一死から山口が四球を選び出塁すると、昨シーズンは東西リーグ合わせチーム最多盗塁数を誇る機動力を生かし山口が盗塁を決め、二死二塁の追加点のチャンスを作るが、続くフリッペンの大きなレフトへの打球は惜しくもフェンスオーバーとはならず無得点に終わる。

先発の坂本(実)は、2回裏は一死から死球でランナーを出すも後続をキッチリと抑え得点を与えぬピッチングを披露。しかし3回裏、先頭打者にライト前ヒットを許し次打者の進塁打で一死二塁とされると、3番打者にライトスタンドへのツーランホームランを浴び逆転を許してしまう。更に、二死から相手5番打者に左中間へのツーベースを許し二死二塁するが、日立から移籍した同期の炭谷選手をレフトファールフライに打ち取りピンチを凌ぐ。5回裏にも四球と盗塁で一死二塁のピンチを背負うが、ここはエースの意地で後続をしっかり抑え無失点。試合は1-2と1点ビハインドのまま後半戦へ。

6回表、何とか追いつきたい日立の攻撃は、山口、山内の連続死球で無死一、二塁のチャンスを貰うと、続くフリッペンの内野ゴロで、フリッペンの好走塁もあり一死二、三塁とチャンスを拡げる。ここで二塁ランナーの代走に、昨年の東地区最多盗塁賞の杉浦を起用すると、杉本のレフト前へのタイムリーで山口に続きすかさず杉浦もホームインし、3−2と逆転に成功する。しかし、その裏に坂本(実)は一死から相手7番打者にライト線へのツーベースを許し同点のピンチを招くと、相手9番打者にセンターオーバーの2ランホームランを浴び再び逆転を許してしまう。試合は3-4と1点ビハインドで最終回へ。

7回表の反撃が期待されたが、日立の攻撃はあえなく三者凡退でゲームセット。JDリーグ2年目の開幕節は2試合連続で逆転での1点差負けという悔しい連敗スタートとなった。次節は地元秦野大会、地元ファンの大歓声に後押しで投打が噛み合い連勝することを祈念したい。

[撮影]大木 浩
フリッペンの犠牲飛で山口が生還!

[撮影]大木 浩
杉本、逆転の2点タイムリーを放つ!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸