2015年度 試合結果
ソフトボールリーグ1部 第6節
第6節、1勝1敗 通算成績7勝6敗で前半戦節終了
6月6日~7日にかけ、群馬県伊勢崎市伊勢崎野球場で、前半最後の節となる第6節が行われた。初日の豊田自動織機戦は、終盤の那須、濱本の本塁打で反撃するも、投手陣が精彩を欠き11安打8失点で敗戦。翌日の伊予銀行戦は、佐々木の先制2ランなど大量9点を奪う猛攻。投げては山中、泉、小薗が完封リレーで快勝。通算成績を7勝6敗として前半戦を終了した。
後半戦の第7節は9月5日~6日、富山県高岡市高岡西部総合公園野球場で行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
終盤の那須、濱本の本塁打で反撃するも、11安打8失点で敗戦
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
豊田自動織機 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 8 |
日立 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
今日の相手は、首位タイの豊田自動織機。どこからでも点が取れる打線は脅威。先発の泉は初回表、先頭打者にファースト強襲のツーベースヒットを許すと、送りバントを決められ、いきなり一死三塁のピンチを招く。ここは強烈な当たりを、自身の好フィールディングでピッチャーゴロ二つに仕留め、難を逃れる。その裏、二死から山田がセンター前ヒットを放つが、リケッツ投手の速く重い球に後が続かない。
泉は2回も先頭打者にレフト前ヒットを許し、送りバントを決められた時点で、ベンチは早くもピッチャーを山中に交代。しかし、日本代表の狩野選手に左中間を破るタイムリーツーベースヒット、続くキャスティーヨ選手にはレフト線へのタイムリースリーベースヒットを打たれ、2点の先制を許す。
山中は代わりばなに連打を浴びたものの、その後は尻上がりに調子を上げ、3、4、5回と3者凡退に抑える。これに応えたい打線だが、3回裏、一死から林の内野安打、長谷川の進塁打、山田のレフト前ヒットで二死一、三塁、4回裏は佐々木の死球、濱本の進塁打で二死二塁、5回裏には林の内野安打、長谷川の四球で一死一、二塁と立て続けにチャンスを作るも、あと一本が出ずに0を並べる。
チャンスを潰し続けた結果、山中は6回表、現在首位打者の3番の中森選手に手痛い一発を浴びてしまう。これで気落ちしたか山中は、5番から3連打を許し1点を失うと、キャスティーヨ選手にはレフトフェンスギリギリの3ランホームランを許しピッチャーは小薗に交代。小薗は後続を断つもこの回5失点と突き放される。
豊田自動織機は6回からピッチャーを栗田投手に代える余裕。これに発奮した打者は、那須のレフトへ飛距離十分第3号ホームラン、濱本のセンターへの弾丸ライナーで飛び込む今シーズン初ホームランで意地を見せる。
最終回に1点を追加されたその裏、豊田自動織機のピッチャーはルーキーの海部投手へ。長谷川、山田と連続四球を出しで出塁すると、ピッチャーは2年目の奥田投手へ。二死から那須がレフトへのヒットを放ち、二塁ランナーの長谷川が果敢にホームを狙うがタッチアウトでゲームセット。ヒットの数は11-9と差はないが、得点は8-2の大差。チャンスを確実にモノに出来なかった打線の奮起を期待したい。
那須、第3号の追撃アーチ
濱本、今シーズン初ホームラン
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(三) 林 走 槌谷 |
(左)右左 長谷川 |
(中) 山田 |
(右) 粟倉 左 田邊 |
(遊) 那須 |
(DP) 佐々木 走 西嶋 |
(一) 濱本 |
(二) 松岡 |
(捕) 清原 打 松畑 |
佐々木、待望のアーチは先制2ラン!! 大量9点を奪い、山中、泉、小薗の完封リレーで前半戦終了
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 0 | 2 | 5 | 0 | 0 | 0 | 2 | 9 |
伊予銀行 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
今日の相手は、女子1部リーグでは数少なくなった純国産チームの1つ、伊予銀行。前半戦最後の試合として、キッチリ勝ちを収めておきたいところ。試合は2回表に動く。粟倉が初球を狙い、センター前にヒットを放つと、続く那須も初球を送りバント成功。ここで前半戦不振だった佐々木が、レフトへの特大ホームラン! 待望の一発で2点を先制する。一方、先発の山中はその裏、センター前ヒットと四球で一死一、二塁のピンチを招くが、ショートゴロ三封、空振り三振でピンチを脱する。
3回表、今シーズン、打撃でなかなか波に乗れなかった清原がヒットを放つと、林がしっかりと送りバントを決め、続く長谷川が四球で一死一、二塁のチャンス。ここで山田がレフトフェンス直撃のタイムリーツーベースヒット。さらに、二死から那須がライトにタイムリーヒットを放つ。佐々木が四球のあと、濱本にもライトへのタイムリーツーベースが飛び出し、この回打者一巡で5点のビッグイニング。
その裏、ピッチャーを泉にスイッチ。先頭打者をショートゴロに打ち取るが、レフト前ヒット、ライト前ヒットと連打を浴び、一死一、三塁で迎えるは4番矢野選手。ここでレフトへの浅いライナーを田邊がダイビングキャッチするも、三塁走者がタッチアップで生還。犠牲フライになったかに見えたが、タッチアップが早かったとして三塁を踏みアウトを奪取。点を与えない。
泉はそれでもピリッとしない。4回裏はツーアウトからライト前ヒットを、5回裏にはノーアウトからセンター前ヒットと、毎回のランナーを背負う。しかし、ランナーを出しながらも自身のフィールディングを含め、堅い守備で1点も与えない。
6回表の日立は代打攻勢。木村のレフト前ヒットを放つと、惜しくもダイビングキャッチで好捕されたが倉本のレフトへのライナー性の当たりなど、若手が存分にアピールする。
なかなか追加点を奪えなかった打線は7回表、先頭の山田が目の覚めるような三遊間ヒットを打つと、田邊の進塁打、代打数馬の死球で二死一、二塁。ここで濱名がレフト線を破るタイムリースリーベースヒット。決定的な2点挙げる。最後は、小薗ー鈴木のバッテリーで2つの空振り三振を含む、3者凡退でゲームセット。通算7勝6敗で前半戦を終えた。
佐々木、待望の一発は先制の2ラン!!
濱名のレフト線へのタイムリーで2点を追加
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(三) 林 打 倉本 |
(左)右 長谷川 右 槌谷 |
(中) 山田 |
(右) 粟倉 走左 田邊 |
(遊) 那須 打 数馬 走 川村 |
(DP) 佐々木 打捕 鈴木 |
(一) 濱本 打一 濱名 |
(二) 松岡 打 松畑 |
(捕)OPO 清原 打 木村 走 西嶋 |
記録&記事:中山 友紀子,柴田 兼一,山田 智仁,徳田 政昭,古園 敏幸,奥田 透,桐越 信一