発展途上・先進国に関わらず、水があることは当たり前ではありません。気候変動に国境はなく、水管理には総合的なアプローチが不可欠です。今回の対談では、Hitachi AmericaのRavigopal (Ravi) Vennelakantiが協創パートナの Jacobs社のRaja Kadiyala博士とHitachi VantaraのRajesh Devnani氏とともに、AIを活用した水管理ソリューションについて議論。

近年、強化学習(RL)は、ゲームやロボット工学などで人間を超える性能を発揮している。一方、実世界のシステムに適用するためには、まだまだクリアしなければならない課題が多い。本対談では、複雑化する実世界のシステムへのRL適用について、Milaの創設メンバーである加モントリオール大学教授のAaron Courville先生と課題と期待について意見を交換。

脱炭素化は、世界中の電力産業における意思決定とイノベーションの原動力となりつつあり、この変革を実現するための技術に大きな投資が行われている。今回は、Arizona State UniversityのRaja Ayyanar教授、Arizona Public Service社のDaniel Haughton博士が、日立エナジー社のErnst Scholtz、日立アメリカ社のBo Yangと、電力産業の現状と今後の動向について議論。

「市民が自ら考え政策決定に参加する」という新しいデモクラシーの可能性と課題が見えつつある。本対談では、市民の政策参画を考える上での現状、めざすべき姿、課題、AI活用の可能性について、「デジタル・デモクラシーがやってくる！」の著者である東京大学の谷口教授と意見交換した。

働く現場の安全性や効率性を高めるために、AIとその周辺技術の適用が進んでいる。本対談では、ドイツ人工知能研究センター(DFKI)のディディエ・ストリッカー教授と、現場におけるAIの活用、そのメリットと課題、人間とAIの連携とその将来について議論を交わした。

さまざまな国々が化石燃料依存から持続可能なエネルギー構成に段階的に移行を進める中、EVの普及は、各段階で提供されるエネルギー構成に適した電動交通インフラを効率よく導入するための手段として考えられている。本対談では、進化が進むシンガポールでのEVエコシステムに焦点を当て、EVの普及における課題と今後の取り組みについて、議論を交わした。

The transportation sector is at the cusp of significant disruption. The sector’s traditional public versus private bifurcated operational structure is converging to give way to a new ecosystem focusing on riders to deliver a seamless multimodal travel experience. In this article, experts who are helping to shape the domain, discuss the future of mobility, policy approaches in multimodality and how Hitachi can contribute.

人工知能(AI)は私たちの日常生活でその存在感を増しています。新型コロナの広がりはAIの適用にどのような影響を及ぼしているでしょうか？　また、AIテクノロジーはパンデミック(世界的大流行)がもたらす課題にどのように対応できるでしょうか？「インドにおけるコロナ後のAI」をテーマに「Hitachi Social Innovation Forum 2021 - India Online」で議論を交わした。

企業活動に変革をもたらす人工知能(AI)。その技術の先端を担っているのが画像認識の分野である。AIの能力は、物事を把握する「認識」を超え、意味を理解する「認知」に達するとの見方もある。AIをめぐる技術開発の方向性と社会応用の可能性を見出すべく、画像認識研究の第一人者である国立情報学研究所(NII)教授の佐藤真一氏と、顧客協創につながるAIの研究開発を行う日立製作所人工知能イノベーションセンタ長の影広達彦が、ビジョンを語った。

独Akarion社 Sascha Maschek氏 と　Viljem Pitako氏、Deloitte社 Oliver Bendig氏、Novum Insights社　Toby Lewis氏を招き、日立ヨーロッパ社セキュリティ事業部門 のSean Hanford及びAlan Jenkinsとともに、研究開発部門のNick Blakeがデジタルにおけるトラストの重要性とそのキーコンポーネントについて議論を交わした。

NTUitiveの副CEOでACE (Action Community for Entrepreneurship)のBoard DirectorであるAlex Lin氏のモデレートにより、スマートシティの展望について対談を実施した。シンガポールUrban Redevelopment AuthorityのTeck Leon Lim氏、Smart City/Mobilityコンサルタントで元mobilityX CEOのColin Lim氏を招き、日立アジア社のChief Strategy OfficerのTheo Sherman、本ラウンドテーブルを主催した研究開発部門のWujuan Linと意見を交わした。

より多くのデータが実世界から得られるようなっていく中、我々の挑戦と疑問は、それらデータをどのように扱い、何を行うか、そして、信頼、セキュリティ、公平性等の検討すべき重要な課題にある。データを使って社会のために何ができ、何を望めるかを理解するためには、AI/アナリティクスから得られる洞察を用いて、将来に向けた技術とソリューションのデザインに取り組む必要がある。この新しい対談シリーズを立ち上げるにあたり、先ずは日立の研究開発部門のAI/Analyticsリーダに、それぞれの役割と期待について語ってもらった。