2017年9月11日
障害物が多い製造現場での高品質な無線通信を実現する、回転偏波無線機の試作に成功
日立は、コンクリートや金属などが密集し電波が届きにくい製造現場でも、高品質な通信を実現する、回転偏波無線機の試作に成功しました。回転偏波は、従来の無線通信と異なり、電波の振動方向が回転することで、さまざまな障害物がある環境でも電波を到達可能とする日立が独自に開発した通信方式です。
今回試作した無線機は、送信された回転偏波から、最適な偏波を自動で選択して受信することが可能なため、高品質な通信を実現します。
今後、日立は、実証実験を重ねることで回転偏波無線通信技術の開発・実用化を加速し、高い信頼性を要求されるIoTシステムへの活用をめざします。
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