2014年10月15日
日立の藤澤技師長が工業標準化事業表彰における最高位「内閣総理大臣賞」を受賞
株式会社日立製作所の研究開発グループ技師長の藤澤浩道は、このたび、経済産業省が主催する平成26年度工業標準化事業表彰において内閣総理大臣賞を受賞しました。
今回の受賞は、藤澤の長年にわたる国際標準化への貢献が高く評価されたことによるものです。藤澤は、2009年に国際電気標準会議(IEC)副会長および適合性評価評議会(CAB)議長に日本人として初めて就任し、その卓越したリーダーシップによるIEC国際標準化活動の牽引の功績が認められ、2011年に2期目のIEC副会長兼CAB議長に再任されました。また、国内においては、日本工業標準調査会(JISC)適合性評価部会委員を務めるなど、経済産業省やIEC活動推進会議(IEC-APC)の取り組みを精力的に支援・牽引し、日本における国際標準化活動の活性化に大きく寄与するとともに、日本産業界の地位向上に貢献しました。近年では、風力タービンにおける適合性評価制度の立ち上げを提案し、2011年に風力タービン認証諮問委員会を設立するなど、日立をはじめとした日本の風力発電事業の国際規格化に大きく貢献しています。