2014年3月12日 日立健康保険組合、(株)日立製作所
特定健診とレセプトデータから生活習慣病の発症率と医療費を予測するモデルを開発
日立健康保険組合(日立健保)と株式会社日立製作所はこのたび、特定健康診査(特定健診)や診療報酬明細書(レセプト)の情報を活用し、日立健保が保有する特定健診とレセプトのデータから、集団における将来の生活習慣病の発症率と医療費総額を予測するモデルを開発しました。日立健保の約11万人分のデータを用いて本技術の有効性を検証したところ、平均誤差5%で生活習慣病の医療費総額を予測できる見通しを得ました。日立健保では、2014年度から本モデルを試験的に導入し、将来の医療費予測をもとに、費用対効果の高い保健指導の導入など施策の検討を行っていきます。
日立健保では、今回開発した医療費予測モデルを活用し、データヘルスの一環として費用対効果の高い保健事業を推進する予定です。
なお、日立健保ではデータ分析において、特定健診とレセプトのデータを、個人を匿名化した上で活用しています。
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