個人情報や社外秘情報などの内部情報が外部に漏れてしまうこと。2000年頃から、社会問題として注目を集め始めた。イントラネットやインターネットの普及により、データへのアクセスが容易になったことや、簡単に外部にデータを送れるようになったことなどが発生の背景にある。
企業にとって、情報漏えいは、社会的信用を失墜させるなど多大な不利益につながる。そのため、各企業でさまざまな情報漏えい対策が実施されている。
当初、主に電子データによる情報漏えいが注目されていたが、これは対策によって抑止できるようになってきている。一方で、紙媒体による情報漏えいに対し、対策が行き届いていない現状がある。紙媒体を含め、すべての情報を漏えいから守る対策が求められている。
