用語解説
コンピューターウイルス、スパイウェア、トロイの木馬など、悪意あるソフトウェアの総称。「malicious software(悪意あるソフトウェア)」を略したもの。
かつてはそれぞれに明確な区別があったが、その性質が多様化、複雑化していき、明確な区別が難しくなっていった。そのため、悪意のあるソフトウェアを総称して「マルウェア」と呼ぶようになった。
インターネット初期のころは、不特定多数に対して作成者の技術力を誇示するようなものが多かったが、近年では特定の標的から機密情報を盗むなど、明確な目的を持った「標的型攻撃」が増えている。