システムの実体(Entity)と関連(Relationship)を示した図のこと。実体関連図とも言う。
実体とは人や物、行為などで、関連とは実体同士の結びつきである。例えば、「従業員が商品を発注する」という事象をER図に当てはめると、「従業員」と「商品」が実体で、それらを結びつける「発注する」が関連である。
主にリレーショナルデータベースの設計時にデータ構造を整理する目的で使用される。
記述方法としては、ERモデルの開発者ピーター・チェン氏が提唱したPeter Chen記法、IDEF1X、IEなどがある。