用語解説
誘電体基盤に小さな金属片を細かく均等にパターン配置することによって、特定の周波数の電磁波を遮断する帯域(EBG)を作り出す構造。またはその構造を持つ媒質(電磁波を伝える媒体)。利用例として、電子機器の部品に取り入れて電磁ノイズの干渉を抑制する例が挙げられる。
一方で、検知できる周波数帯域においては反射が少なく、電磁波を受け取る感度が高い。また、金属片を高密度に配置することで、測定や識別の能力である分解能を高めることができる。これらの特徴から、電磁波を測定するセンサーにも利用されている。