Computer Aided Design
コンピューターを使用して設計や製図を実施すること。または、それらを支援するツールのこと。
機械部品や建物、電気回路など、さまざまな分野の設計作業で利用されている。形状の一部をコピーできたり、寸法の計算が自動で実施できたりすることから、手作業で実施する場合と比較して、効率よく正確な作業が可能である。
当初は、正面図、側面図、平面図のような2次元のデータが主流だったが、1980年代から3次元のデータを扱うことが可能になり、曲線を多用した複雑な形状のものも設計できるようになった。データを3次元で表現するものは「3D-CAD」や「3次元CAD」と呼ばれ、特に製造業で普及が進んでいる。