株式会社日立製作所(以下、日立)は、このたび、株式会社インプレス(以下、インプレス社)が主催するImpress DX Awardsにおいて、イベント駆動型フレームワーク「Hitachi Application Framework/Event Driven Computing(以下、HAF/EDC)」がIoTプラットフォーム部門でグランプリを受賞いたしました。
インプレス社が主催する「Impress DX Awards」は、少子高齢化に起因する労働人口の減少や医療費の高騰などといった多様化し複雑化するビジネスや社会の課題を、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)、クラウドといったデジタルテクノロジーによって解決するデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みを表彰するものです。本年創設され、デジタルテクノロジーを使った従来の枠組みにとらわれないアイデアや取り組み、製品/サービスを表彰することで、より良い未来の創造と、産業のさらなる活性化を後押しすることを目的としています。
「Impress DX Awards IoTプラットフォーム部門 グランプリ」を受賞したHAF/EDCは、位置情報やセンサー情報といった多種多様なデータの発生(イベント)を契機に、データの種別に応じた適切な処理が可能なイベント駆動型のシステム開発基盤・アプリケーション実行基盤です。IoTのデータ処理の標準的な手順として製品化した「IoT共通フレームワーク」により、収集したデータをデータレイクに「格納」、人工知能などの分析エンジンと連携してデータを「分析」し、データの可視化ツールを用いて分析結果を「参照」するといった、一連のフレームワークに沿ってシステムの効率的な設計・開発が可能で、短期間でのIoTのシステム設計・開発と高効率な仮説検証を実現します。
今回の受賞では、既存技術の組み合わせにこだわらず、OSSを活用しIoTの特性に合わせたプラットフォームを構築した点が高い評価を得ました。
日立は今後も、HAF/EDCを活用したさまざまなお客さまとの協創を通じて、より良い未来の創造と、産業のさらなる活性化に貢献します。
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株式会社日立製作所 公共社会ビジネスユニット 社会システム事業部
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