SAP Concurは株式会社コンカーが提供する、クラウド型の経費精算システムです。
間接費領域はペーパーレスなど全従業員が効果を体感しやすく、DXの足がかりとして着手しやすいだけでなく、インボイス制度をはじめ、多くの制度改正や環境変化への対応が可能となります。
日立はSAP Concurの検討段階における経営・現場間の意識統一、導入目的・課題・投資対効果の明確化からシステム導入、ユーザー教育まで一気通貫でサポートします。
SAP Concurで実現する間接費DXの全体像
※コンカー社資料より引用、編集
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エンタープライズ企業全体で経費精算業務を省力化するだけでなくデータの精度向上・活用を図る場合は、SAP ConcurとSAP S/4HANAの組み合わせ導入を推奨します。
SAP Concurを全社統合・管理のBasicツールであるSAP S/4HANAの経営管理基盤と組み合わせることで、エンドユーザー業務から会計処理まで一気通貫で行えます。これにより、業務プロセスをシンプル化・省力化できるだけでなく、間接費管理のガバナンス強化と、コスト最適化のためのデータ分析を組織横断で実現可能です。
また、経費精算業務の刷新は、省力化とガバナンス強化を両立させる仕組みを従業員に理解してもらうよい機会となるため、全社標準化のモデルケースとしても活用可能です。
日立では、以下の3つを特長とする導入モデルで、SAP Concurの単体導入だけでなく、SAP S/4HANAとの組み合わせによる全社共通基盤の導入についても、スムーズな導入・展開をサポートします。
1.全社共通基盤構築
クラウドの特性を生かした以下の導入手法で、システム横断で全社標準モデルを構築します。
2.標準ルール統一・運用ナレッジ提供
全社共通基盤の展開・運用改善を継続的に実施している先行事例のパターンをベースに、お客さまのコーポレート全体の標準モデルの維持・運営の仕組み整備をサポートします。
3.全社共通基盤展開
SAP Concur × SAP S/4HANAを共通基盤としてグループ横断で導入する場合は、 最初に標準モデルとしてSAP Concur × SAP S/4HANAの一連のプロセスをテンプレート開発し、テンプレートを維持しながら複数拠点へ展開する方式をご提供します。