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Hitachi

中立面自動生成機能をCATIA V5にアドオン

中立面の作成課題

樹脂部品などの複雑なモデルに対して、中立面を作成することは、膨大な時間がかかり、解析業務における大きな課題でした。また、複雑なモデルでは、解析種別や部位によっても作成する中立面形状が異なるため、ユーザが手作業で作成する必要がありました。

HICAD/CADASでは、形状認識技術により、薄板モデルを自動で意匠面・リブ面に識別し、意匠面を取り出すことができます。また、ユーザーが意図した中立面を作成するために、指定した面とペア面(対面)の間に中立面を作成することができます。
  従来、手作業で行っていた意匠面の取り出し、中間面の作成、面分割処理の自動化を進めることで、中立面の生成時間を大幅に短縮することができます。

中立面自動生成

(1)形状の認識

板厚を入力して、薄板モデルを自動で意匠面・リブ面に認識します。同時に対面との距離を計算して、ペア(対面)となる面も検索します。また、自動で認識した意匠面・リブ面は、修正することができます。

(2)意匠の中立面

認識した意匠面を中間位置にオフセットすることで、意匠の中立面を作成することができます。

画像:意匠の中立面

(3)中間面の作成

指定した面とペア面との間に中間面を作成します。ユーザーは、作成する中間面の大きさを指定することができ、中間面を利用して中立面を作成することができます。

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