サプライチェーンにおける脱炭素の
推進を支援する
「EcoAssist-Pro/LCA」
LCA(Life Cycle Assessment)の考え方に基づいて製品単位の環境負荷物質を定量分析し、GHG(Greenhouse Gas)排出量などを可視化します。
BOM(Bill Of Material)をベースとした積み上げ方式での算定により、精緻な評価を簡易的に実現します。
これまで企業は「地球温暖化対策の推進に関する法律」や「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」に対応するため、事業単位の温室効果ガスの排出量可視化に取り組んできました。今後、欧州エコデザイン規制(ESPR)*1や炭素国境調整メカニズム(CBAM)*2が順次導入されることで、企業は製品ごとの排出量を定量的に算定することも求められます。
EcoAssist-Pro/LCAは製品単位のGHG排出量を、BOMと呼ばれる部品表のデータをベースに、素材・部品、およびその加工工程の情報から積み上げて算定できる仕組みを提供します。
算定結果をより精緻にするためには、一般に公開されている原単位データなどの理論値を実測値に置き換えていくことが重要となります。
EcoAssist-Pro/LCAでは、理論値での算定に加えて、ほかのシステムやサービスと連携することで、理論値から実測値への置き換えを実現します。また、サプライヤーの実測値との連携を実現するAPIも実装*3しています。
このように、製品単位の環境負荷物質を精緻に算定・可視化することにより、GHG排出量の削減に向けたアプローチを支援します。脱炭素ニーズへの対応を強化するため、2024年3月にエンハンス版を提供する予定です。
EcoAssist-Pro/LCAは社内外のシステム連携により、サプライチェーン全体のGHG排出量算定の自動化を支援します。
GHG排出量の算定結果に基づき、継続的改善に向けた計画策定・改善効果の可視化を実現するとともに、CDP*6などの投資家からの要請に応じた評価が可能です。
製品ごとの環境情報のLCA算定をより精緻に、より簡易に。
社会動向を見据えた製品CFPの自動算定・可視化の仕組み作りを支援します。