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ETLツール選びのポイントとは?

ETLツールを導入するときに、さまざまな項目を比較すると思います。ここでは、ETLツールの主な比較項目を説明します。

選ばれるETLツールの6のポイント

ETLツール選びの失敗しないポイントは次の6つです。

Point1操作性の良さ

ETLツールの操作性は、ユーザーがどれだけ簡単に作業を進められるか、そしてデバッグがどれほど容易に行えるかに大きく影響します。直感的なユーザーインタフェースやコーディングレスで処理内容を定義できるツールは、特に非技術者にとって使いやすいです。また、どの箇所でエラーとなっているかがわかりやすいと、問題解決が迅速に行えます。

Point2扱えるデータの種類が豊富

ETLツールがどれだけ多くのデータソースに接続できるかを評価します。現時点での接続可能なデータ種だけでなく、将来的なスコープ拡大も考慮に入れることが重要です。例えば、Excel、CSV、RDB、NoSQL、センサーデータ、Hadoop、クラウド、ホスト系など、多様なデータソースに対応しているツールは、柔軟性が高いと言えます。

Point3大量データを扱える・処理性能が高い

ETLツールがどれだけのデータ量を扱えるか、そしてその処理性能がどれほど高いかを評価します。大量のデータを高速に処理できるツールは、ビジネスのニーズに応じた迅速な意思決定をサポートします。

Point4開発スキルが自分に合う

ETLツールを使用するためにプログラミング言語の知識が必要かどうか、もしくは業務部門の人でも扱えるかどうかを確認する必要があります。プログラミングの知識が不要で、業務部門のユーザーでも簡単に操作できるツールは、広範なユーザー層に対応できます。

Point5開発しやすい

ETLツールがどのような環境で開発・実行できるかは、プロジェクトの効率に直結します。例えば、普通のPCのみで開発が完結するツールは、開発者にとって非常に便利です。また、デバッグがしやすい環境が整っているかどうかも重要なポイントです。

Point6ライセンス体系(費用)

ETLツールのライセンスが売り切り型かサブスクリプション型か、またサポートがライセンス費に含まれているかどうかを確認します。これにより、長期的なコストやサポート体制を見極めることができます。

Pentaho特徴と比較してみよう

上記のポイントとPentahoを比較してみました。
Pentahoなら、ETLツールの選ぶべきポイントが揃っていることがお分かりいただけると思います。

比較内容 Pentahoの特徴
操作性の良さ
  • GUIは直感的にわかる?
  • 定義内容が分かりやすい?
  • 部品を線でつないでいくので処理内容が理解しやすい
  • 同じ画面でデバッグもできる。加工内容も確認しやすい
扱えるデータの種類が豊富
  • 対応DBやファイルの種類はどのくらいある?
  • 主要なRDBをはじめ、以下のような分析用DWHにも対応
    • Snowflake
    • AWS Redshift など
  • MongoDBなどのNoSQLにも対応
  • 以下にも対応。
    • CSVやExcelなどの構造化データ
    • JSON、XMLなどの非構造化データ
大量データを扱える・
処理性能が高い
  • 扱えるデータ量と処理性能はどのくらい?
  • PCやサーバーのメモリー以上のデータを処理可能。
    テラバイトのデータを1台のサーバーで処理した実績もあり。
  • 各部品が並列で動作するため、効率的。
開発スキルが自分に合う
  • プログラミングスキルが必要?
  • 誰でも使える?
  • プログラミング知識はほとんど不要
  • 業務部門の方にも使っていただけている。
開発しやすい
  • 開発端末だけでデータ加工を定義・デバッグ可能?
  • 普通のPCでデータ加工の定義・デバッグ可能、またデータの可視化も可能。
ライセンス体系(費用)
  • 売り切りorサブスクリプションのどちら?
  • ユーザー数が増えたらどうなる?
  • 1年単位のサブスクリプション(サポートサービスも含まれる)
  • サーバーのコア数課金で開発ツールの使用人数に制限はなし

まとめ

ここまで、選ばれるETLツールのポイントをご紹介してきました。データ分析に携わる方の参考になれば幸いです。
PentahoのETLツールにご興味を持っていただけた方は、お気軽にお問い合わせください。無料お試し版もご用意しています。