データ利活用コンサルティングサービスについて
データ利活用の実現には、お客さまのデータ+業務アプリケーション+プラットフォームの3つの要素を包括的に考えて整備することが重要です。業務課題の実現にあたっては、お客さまのデータを最大限に活用し、お客さまと同じ視点に立ち、一体となって「業務効率最適化」「製品品質の向上」「工場経営管理の高度化」の実現をめざします。日立では、3つの要素を準備するサポートを行うコンサルティングメニューをご用意しております。
構想策定・課題整理からデータマネジメントまでの一連の流れに対して、
業務とシステムの両面を考慮した適切なコンサルテーションをご提供します。
複数の業務部門とのワークショップにより、業務全体の課題を洗い出し、共通課題や個別課題を可視化・共有します。
これら課題の解決方針をさまざまなステークホルダーと共有することで、共通理解が生まれ、あるべき姿のビジョンを策定することによって、全社一体となってDXを推進することが可能になります。
業務課題整理
課題の解決に向けた最適なプラットフォームの導入・構築を支援します。業務部門とシステム部門の要件をそれぞれヒアリングすることで、「業務要件が膨らみすぎてシステム部門で実装が困難」「業務部門の使い勝手が考慮されていない」など、両者で意見が不一致になることを防ぎます。
業務アプリケーション
+プラットフォーム要件整理
UXデザイナーとITコンサルタントがセットで要件を整理。両者でフィードバックと要件調整を繰り返し、実現性を確保します。整理した業務要件は、優先順を明確にして確実に実装します。
データを常時利用可能な状態にするための改善・維持を支援します。データのライフサイクル管理とデータ品質の維持向上を組織的に実施できるガイドラインを策定します。多額のコストをかけて作り上げたデータ利活用基盤やそれに付随するデータモデルが形骸化してしまうのを防ぎます。
ガバナンスを利かせて運用する手法整理
データを有効活用できるように、IoTプラットフォーム上でデータを適切に管理するためのガイドラインの策定を行います。
データマネジメントガイドライン(基本方針)を基に、データマネジメントに関する運用ルールの策定を行い、運用フロー(運用手順・運用プログラム等による一連の流れ)を、関係者とともに検証します。