ここでは、2017/07/05 現在の統合サービスプラットフォーム BladeSymphonyにRed Hat Enterprise Linux 7.1を適用される場合の注意事項を記載しています。
サポートカーネルについて
Red Hat Enterprise Linux 7.1 では、以下のカーネルバージョンについて動作確認を実施しています。
BS2500
カーネルバージョン |
標準 サーバブレード A1 |
高性能 サーバブレード A1/E1 |
高性能 サーバブレード A2/E2 |
3.10.0-229.el7.x86_64 |
○ |
○ |
○ |
3.10.0-229.20.1.el7.x86_64 |
○ |
○ |
○ |
○:動作確認済み −:対象外
BS500
カーネルバージョン |
BS520H A1/B1 |
BS520H A2/B2 |
BS520H B3 |
3.10.0-229.el7.x86_64 |
− |
○ |
○ |
3.10.0-229.20.1.el7.x86_64 |
− |
○ |
○ |
カーネルバージョン |
BS520A A1 |
BS540A A1/B1 |
BS520X B1 |
BS520X B2 |
3.10.0-229.el7.x86_64 |
− |
− |
○ |
○ |
3.10.0-229.20.1.el7.x86_64 |
− |
− |
○ |
○ |
○:動作確認済み −:対象外
BS2500について
- サポート対象モデルにつきましては、下記ホームページのサーバブレード各モデルの仕様にてご確認ください。
- 対象バージョン以前のブレードファームウェアが導入されている装置へ導入する場合はファームウェアを下記バージョンに更新する必要があります。
<標準サーバブレードA1モデル>
サーバブレードファームウェア:08-38以降
Virtage:02-40以降
<高性能サーバブレードA1/E1モデル>
サーバブレードファームウェア:07-37以降
Virtage:02-40以降
<高性能サーバブレードA2/E2モデル>
サーバブレードファームウェア:09-17以降
Virtage:02-40以降
- ブレードサーバの構成が下記の何れかを満たす場合、Hitachi Server NavigatorによるOSインストールはできません。新規でOSをインストールする場合は、「ドキュメント一覧 BladeSymphony」セットアップの「OSセットアップガイド for Red Hat Enterprise Linux」をご参照ください。
- 1000BASE-T 4port LANカードが9枚以上
- 10GBASE-SR 2port LANカードを5枚以上
- 10GBASE-T 2port LANカードを5枚以上
- RHEL7.1におけるiSCSIは非サポートです。
- 標準サーバブレードA1において、USB Configurationの "xHCI"を "Disable" に設定することが必須となります。 "auto" または "Enabled" に設定したままの場合、OSのブートに失敗する場合があります。
[USB xHCI変更手順]
- 1.
- Webコンソールの画面で、Resources → Modules → 対象のサーバブレード → 「サーバブレード情報」の「EFI」タブをクリックし、「編集」をクリックします。
- 2.
- Devices & I/O Portsをクリックします。
- 3.
- Devices & I/O Ports設定のダイアログが表示されるので、「USB Configuration」の「xHCI」から「Disabled」を選択し「確認」をクリックします。
- 4.
- 「確認」のダイアログが表示されるので、「OK」をクリックします。
BS500について
- サポート対象モデルにつきましては、下記ホームページのサーバブレード各モデルの仕様にてご確認ください。
- 対象バージョン以前のブレードファームウェアが導入されている装置へ導入する場合はファームウェアを下記バージョンに更新する必要があります。
<BS520H A2/B2モデル>
サーバブレードファームウェア:04-44以降
Virtage:02-40以降
<BS520H B3モデル>
サーバブレードファームウェア:08-38以降
Virtage:02-40以降
<BS520X B1モデル>
サーバブレードファームウェア:07-37以降
Virtage:02-40以降
<BS520X B2モデル>
サーバブレードファームウェア:09-17以降
Virtage:02-40以降
- RHEL7.1におけるiSCSIは非サポートです。
- BS520H B3において、USB Configurationの "xHCI" を "Disable" に設定することが必須となります。 "auto" または "Enabled" に設定したままの場合、OSのブートに失敗する場合があります。
[USB xHCI変更手順]
- 1.
- Webコンソールの画面で、Resources → Modules → 対象のサーバブレード → 「サーバブレード情報」の「EFI」タブをクリックし、「編集」をクリックします。
- 2.
- Devices & I/O Portsをクリックします。
- 3.
- Devices & I/O Ports設定のダイアログが表示されるので、「USB Configuration」の「xHCI」から「Disabled」を選択し「確認」をクリックします。
- 4.
- 「確認」のダイアログが表示されるので、「OK」をクリックします。
BladeSymphony 共通
JP1/ServerConductorの対応バージョンについて
Red Hat Enterprise Linux 7.1でご使用になる場合は、次の製品を使用してください。
対象製品 |
対象バージョン |
P-9S18-6A91 JP1/ServerConductor/Agent |
09-61-/A以降 |
P-9S18-6B91 JP1/ServerConductor/Advanced Agent |
09-61以降 |
*BS2500ではJP1/ServerConductorは非サポートです。
本件に関するお問い合わせは、下記へお願いいたします。
- HCAセンター (Hitachi カスタマ・アンサ・センター) (新規ウィンドウを表示)
システム情報採取ツールについて
サポート状況については以下のページを参照願います。