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Hitachi

統合サービスプラットフォーム BladeSymphony

ここでは、2017/07/05 現在の統合サービスプラットフォーム BladeSymphonyにRed Hat Enterprise Linux 6.5を適用される場合の注意事項を記載しています。

サポートカーネルについて

Red Hat Enterprise Linux 6.5 では、以下のカーネルバージョンについて動作確認を実施しています。

BS2500
カーネルバージョン 標準サーバブレードA1 高性能サーバブレードA1/E1
2.6.32-431.5.1.el6.i686
2.6.32-431.5.1.el6.x86_64
2.6.32-431.20.3.el6.i686
2.6.32-431.20.3.el6.x86_64
2.6.32-431.29.2.el6.i686
2.6.32-431.29.2.el6.x86_64

○:動作確認済み  −:対象外

BS2000
カーネルバージョン 標準
サーバ
ブレード
A1
標準
サーバ
ブレード
A2
標準
サーバ
ブレード
R3/S3
標準
サーバ
ブレード
R4/S4
高性能
サーバ
ブレード
A1/E1
高性能
サーバ
ブレード
A2/E2
2.6.32-431.5.1.el6.i686
2.6.32-431.5.1.el6.x86_64
2.6.32-431.20.3.el6.i686
2.6.32-431.20.3.el6.x86_64
2.6.32-431.29.2.el6.i686
2.6.32-431.29.2.el6.x86_64

○:動作確認済み  −:対象外

BS500
カーネルバージョン BS520H
A1/B1
BS520H
A2/B2
BS520H
B3
BS520A
A1
BS540A
A1/B1
BS520X
B1
2.6.32-431.5.1.el6.i686
2.6.32-431.5.1.el6.x86_64
2.6.32-431.20.3.el6.i686
2.6.32-431.20.3.el6.x86_64
2.6.32-431.29.2.el6.i686
2.6.32-431.29.2.el6.x86_64

○:動作確認済み  −:対象外

BS320
カーネルバージョン BS320 A6/R6/H6/S6/P6 BS320 A5/R5/H5/S5/P5
2.6.32-431.5.1.el6.i686
2.6.32-431.5.1.el6.x86_64
2.6.32-431.20.3.el6.i686
2.6.32-431.20.3.el6.x86_64
2.6.32-431.29.2.el6.i686
2.6.32-431.29.2.el6.x86_64

○:動作確認済み  −:対象外

BS2500について

サポート対象モデルにつきましては、下記ホームページのサーバブレード各モデルの仕様にてご確認ください。
<標準サーバブレードA1モデル>
  サーバブレードファームウェア:アップデート不要(初期出荷分より対応)
  Virtage:アップデート不要(初期出荷分より対応)

<高性能サーバブレードA1/E1モデル>
  サーバブレードファームウェア:アップデート不要(初期出荷分より対応)
  Virtage:アップデート不要(初期出荷分より対応)
標準サーバブレードA1において、USB Configurationの "xHCI"を "Disable" に設定することが必須となります。 "auto" または "Enabled" に設定したままの場合、OSのブートに失敗する場合があります。

[USB xHCI変更手順]
  1. Webコンソールの画面で、Resources → Modules → 対象のサーバブレード → 「サーバブレード情報」の「EFI」タブをクリックし、「編集」をクリックします。
  2. Devices & I/O Portsをクリックします。
  3. Devices & I/O Ports設定のダイアログが表示されるので、「USB Configuration」の「xHCI」から「Disabled」を選択し「確認」をクリックします。
  4. 「確認」のダイアログが表示されるので、「OK」をクリックします。
  • ブレードサーバの構成が下記の何れかを満たす場合、Hitachi Server NavigatorによるOSインストールはできません。新規でOSをインストールする場合は、「ドキュメント一覧 BladeSymphony」セットアップの「OSセットアップガイド for Red Hat Enterprise Linux」のRHEL6.6の内容をご参照ください。
    • 1000BASE-T 4port LANカードが9枚以上
    • 10GBASE-SR 2port LANカードを5枚以上
    • 10GBASE-T 2port LANカードを5枚以上

BS2000について

サポート対象モデルにつきましては、下記ホームページのサーバブレード各モデルの仕様にてご確認ください。
対象バージョン以前のブレードファームウェアが導入されている装置へ導入する場合はファームウェアを下記バージョンに更新する必要があります。

<標準サーバブレードE55A1モデル>
  EFIファームウェア:03-57以降
  Virtage:59-70以降
<標準サーバブレードE55A2モデル>
  EFIファームウェア:03-57以降
  Virtage:59-70以降
<標準サーバブレードE55R3/S3モデル>
  EFIファームウェア:アップデート不要(初期出荷分より対応)
  Virtage:59-70以降
<標準サーバブレードE55R4/S4モデル>
  EFIファームウェア:アップデート不要(初期出荷分より対応)
  Virtage:59-70以降
<高性能サーバブレードE57A1/E57E1モデル>
  EFIファームウェア:03-29以降
  Virtage:79-70以降
<高性能サーバブレードE57A2/E57E2モデル>
  EFIファームウェア:07-18以降
  Virtage:79-70以降

BS500について

サポート対象モデルにつきましては、下記ホームページのサーバブレード各モデルの仕様にてご確認ください。
対象バージョン以前のブレードファームウェアが導入されている装置へ導入する場合はファームウェアを下記バージョンに更新する必要があります。

<BS520H A1/B1モデル>
  サーバブレードファームウェア:01-92以降
  Virtage:01-90以降
<BS520H A2/B2モデル>
  サーバブレードファームウェア:04-22以降
  Virtage:01-90以降
<BS520H B3モデル>
  サーバブレードファームウェア:アップデート不要(初期出荷分より対応)
  Virtage:アップデート不要(初期出荷分より対応)
<BS520A A1モデル>
  サーバブレードファームウェア:02-52以降
  Virtage:01-90以降
<BS540A A1/B1モデル>
  サーバブレードファームウェア:03-26以降
  Virtage:01-90以降
<BS520X B1モデル>
  サーバブレードファームウェア:アップデート不要(初期出荷分より対応)
  Virtage:アップデート不要(初期出荷分より対応)
Driver & Utility CD for Red Hat Enterprise Linux 6.5 はモデルにより使用するisoイメージが異なります。
Hitachi Server Navigatorを使用してOSインストールする場合には、自動的にモデルを判別するため、isoイメージが異なることを注意する必要はありません。使用しない場合には、OSインストール前に適用するモデルとisoイメージを確認の上、OSインストールを実施してください。モデルとisoイメージの誤った組み合わせで、OSインストールを実施した場合には、再インストールを実施してください。

<モデルの判別>
下記Webページにブレードサーバの仕様が記載されており、セット形名でモデルを判別することができます。 <ISOイメージの判別>
下記Webページからダウンロードしたisoイメージについては、ボリュームラベルで適用機種を判別することができます。または、isoイメージに格納されているreadmeファイルに適用機種について記載があります。
BS520H B3において、USB Configurationの "xHCI" を "Disable" に設定することが必須となります。 "auto" または "Enabled" に設定したままの場合、OSのブートに失敗する場合があります。

[USB xHCI変更手順]

  1. Webコンソールの画面で、Resources → Modules → 対象のサーバブレード → 「サーバブレード情報」の「EFI」タブをクリックし、「編集」をクリックします。
  2. Devices & I/O Portsをクリックします。
  3. Devices & I/O Ports設定のダイアログが表示されるので、「USB Configuration」の「xHCI」から「Disabled」を選択し「確認」をクリックします。
  4. 「確認」のダイアログが表示されるので、「OK」をクリックします。

BS320について

サポート対象モデルにつきましては、下記ホームページのサーバブレード各モデルの仕様にてご確認ください。
Virtageは非サポートです。

<マニュアルについて>
Red Hat Enterprise Linux 6.5に対応したBS320セットアップガイドLinux編は以下よりダウンロードしてください。

<Driver & Utility CDについて>
Red Hat Enterprise Linux 6.5に対応したBS320のDriver & Utility CDは以下よりダウンロードしてください。

BS2000/BS320/BS500 共通

JP1/ServerConductorの対応バージョンについて

Red Hat Enterprise Linux 6.5でご使用になる場合は、次の製品を使用してください。

対象製品 対象バージョン
P-9S18-6A91 JP1/ServerConductor/Agent 09-59以降
P-9S18-6B91 JP1/ServerConductor/Advanced Agent 09-56以降

*BS2500高性能サーバブレードA1/E1、標準サーバブレードA1およびBS520X B1はJP1/ServerConductor非サポートです。

本件に関するお問い合わせは、下記へお願いいたします。

HCAセンター (Hitachi カスタマ・アンサ・センター) (新規ウィンドウを表示)
Red Hat Enterprise Linux 6のx86カーネル(32bit)を使用し、かつ、メモリ容量が16GBの場合、ハードウェアに搭載(または論理パーティション)に割当てしたメモリ量よりも少ない容量がOSに認識される問題があります。
BS500の場合、13.6GB (Virtage環境では13.1GB) とOSに認識されます。
BS2000/BS320の詳細につきましては、以下の重要なお知らせページを参照してください。

Emulex製品について

Red Hat Enterprise Linux6.5環境では、Emulex製デバイスはファームウェアバージョンに制限があります。

  Emulexファームウェア:10.6以前

<対象製品>
 Emulex 10Gb 4ポートLAN拡張カード:GG-CN3MXG2N2(EX)
 Emulex 10Gb 4ポートLAN拡張カード:GG-CN3MXG2N4(EX)
 Emulex 10Gb 4ポートコンバージドネットワーク拡張カード:GG-CN3MXG2N1(EX)
 Emulex 10Gb 4ポートコンバージドネットワーク拡張カード:GG-CN3MXG2N3(EX)
 Emulex 16Gb 2ポートファイバチャネル拡張カード:GG-CC3M161N1(EX)
 BS520HサーバブレードB1モデル:GG*GC0B1-*******
 BS520HサーバブレードB2モデル:GG*GC0B2-*******
 BS540AサーバブレードB1モデル:GG*GD0B1-*******
 Emulex 10Gb 2port コンバージドネットワークボード:G*-SCN4NXG3N1(BX)
 Emulex 16Gb 2port ファイバチャネルボード:GV-SCC4N163N1(BX)

システム情報採取ツールについて

サポート状況については以下のページを参照願います。