ここでは、2019/07/03現在の統合サービスプラットフォーム BladeSymphonyにRed Hat Enterprise Linux 6.10を適用される場合の注意事項を記載しています。
サポートカーネルについて
Red Hat Enterprise Linux 6.10 では、以下のカーネルバージョンについて動作確認を実施しています。
BS2500
カーネルバージョン |
標準サーバブレード |
高性能サーバブレード |
A1 |
A2 |
A1/E1 |
A2/E2 |
A3/E3 |
2.6.32-754.el6 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
2.6.32-754.3.5.el6 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○:動作確認済み −:対象外
BS500
カーネルバージョン |
BS520H A1/B1 |
BS520H A2/B2 |
BS520H B3 |
BS520H B4 |
2.6.32-754.el6 |
○ |
○ |
○ |
○ |
2.6.32-754.3.5.el6 |
○ |
○ |
○ |
○ |
カーネルバージョン |
BS520A A1 |
BS540A A1/B1 |
BS520X B1 |
BS520X B2 |
2.6.32-754.el6 |
○ |
○ |
○ |
○ |
2.6.32-754.3.5.el6 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○:動作確認済み −:対象外
BS2500について
- サポート対象モデルにつきましては、下記ホームページのサーバブレード各モデルの仕様にてご確認ください。
- 対象バージョン以前のブレードファームウェアが導入されている装置へ導入する場合はファームウェアを下記バージョンに更新する必要があります。
- <標準サーバブレードA1モデル>
サーバブレードファームウェア:08-93以降
Virtage:02-66
- <標準サーバブレードA2モデル>
サーバブレードファームウェア:10-24以降
Virtage:02-66
- <高性能サーバブレードA1/E1モデル>
サーバブレードファームウェア:07-74以降
Virtage:02-66
- <高性能サーバブレードA2/E2モデル>
サーバブレードファームウェア:09-61以降
Virtage:02-66
- <高性能サーバブレードA3/E3モデル>
サーバブレードファームウェア:11-21以降
Virtage:02-66
- <モデルの判別>
下記Webページにブレードサーバの仕様が記載されており、セット形名でモデルを判別することができます。
- <ISOイメージの判別>
下記Webページからダウンロードしたisoイメージについては、ボリュームラベルで適用機種を判別することができます。または、isoイメージに格納されているreadmeファイルに適用機種について記載があります。
- 標準サーバブレードA1/A2において、USB Configurationの "xHCI"を "Disable" に設定することが必須となります。 "auto" または "Enabled" に設定したままの場合、OSのブートに失敗する場合があります。
- [USB xHCI変更手順]
- Webコンソールの画面で、Resources → Modules → 対象のサーバブレード → 「サーバブレード情報」の「EFI」タブをクリックし、「編集」をクリックします。
- Devices & I/O Portsをクリックします。
- Devices & I/O Ports設定のダイアログが表示されるので、「USB Configuration」の「xHCI」から「Disabled」を選択し「確認」をクリックします。
- 「確認」のダイアログが表示されるので、「OK」をクリックします。
BS500について
- サポート対象モデルにつきましては、下記ホームページのサーバブレード各モデルの仕様にてご確認ください。
- 対象バージョン以前のブレードファームウェアが導入されている装置へ導入する場合はファームウェアを下記バージョンに更新する必要があります。
- <BS520A x1モデル>
サーバブレードファームウェア:02-72以降
Virtage:02-66
- <BS520H x1モデル>
サーバブレードファームウェア:05-14以降
Virtage:02-66
- <BS520H x2モデル>
サーバブレードファームウェア:04-58以降
Virtage:02-66
- <BS540A x1モデル>
サーバブレードファームウェア:03-45以降
Virtage:02-66
- <BS520H B3モデル>
サーバブレードファームウェア:08-93以降
Virtage:02-66
- <BS520H B4モデル>
サーバブレードファームウェア:10-24以降
Virtage:02-66
- <BS520X B1モデル>
サーバブレードファームウェア:07-74以降
Virtage:02-66
- <BS520X B2モデル>
サーバブレードファームウェア:09-61以降
Virtage:02-66
- BS520H B3/B4において、USB Configurationの "xHCI" を "Disable" に設定することが必須となります。 "auto" または "Enabled" に設定したままの場合、OSのブートに失敗する場合があります。
- [USB xHCI変更手順]
- Webコンソールの画面で、Resources → Modules → 対象のサーバブレード → 「サーバブレード情報」の「EFI」タブをクリックし、「編集」をクリックします。
- Devices & I/O Portsをクリックします。
- Devices & I/O Ports設定のダイアログが表示されるので、「USB Configuration」の「xHCI」から「Disabled」を選択し「確認」をクリックします。
- 「確認」のダイアログが表示されるので、「OK」をクリックします。
Emulex製品について
- Red Hat Enterprise Linux6.10環境では、Emulex製デバイスはファームウェアを更新する必要があります。
- Emulexファームウェア:11.4以降
- <対象製品>
Emulex 10Gb 4ポートLAN拡張カード:GG-CN3MXG2N4(EX)
Emulex 10Gb 4ポートコンバージドネットワーク拡張カード:GG-CN3MXG2N3(EX)
Emulex 10Gb 2port コンバージドネットワークボード:G*-SCN4NXG3N1(BX)
オンボードLANパススルーコネクタ:GG-CN3LMC2N1(EX)
- * Emulex製デバイスのファームウェアには機能に制限事項がございます。適用前にダウンロードサイトの注意事項をよくご確認下さい。
- ダウンロードはこちらから(新規ウィンドウを表示)
BladeSymphony 共通
JP1/ServerConductorの対応バージョンについて
Red Hat Enterprise Linux 6.10でご使用になる場合は、次の製品を使用してください。
対象製品 |
対象バージョン |
P-9S18-6A91 JP1/ServerConductor/Agent |
09-63以降 |
P-9S18-6B91 JP1/ServerConductor/Advanced Agent |
09-62以降 |
- * BS2500ではJP1/ServerConductorは非サポートです。
本件に関するお問い合わせは、下記へお願いいたします。
- HCAセンター(Hitachi カスタマ・アンサ・センター)(新規ウィンドウを表示)
システム情報採取ツールについて
サポート状況については以下のページを参照願います。