Red Hat Enterprise Linux 6の32-bit x86カーネルを使用し、かつ、メモリ容量が16GB以上の場合、ハードウェアに搭載(またはLPARに割当て)したメモリ量よりも少ない容量がOSに認識されます。減少するメモリ量は機種によって異なります。下表に示すメモリ量がOSから認識されるメモリ量の上限であり、これより多くのメモリをハードウェアに搭載(またはLPARに割当て)してもOSが認識するメモリ量は増加しません。
モデル | RHEL 5で認識される 最大メモリ容量 |
RHEL 6で認識される 最大メモリ容量 |
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BS320サーバブレード C51A5/C51S5/C51H5/C51R5/C51P5モデル (Virtage環境(C51P5のみ)) |
15.8 GB (15.7 GB) |
14.8 GB (14.5 GB) |
BS2000標準サーバブレード E55A1/E55A2モデル (Virtage環境) |
15.9 GB (15.8 GB) |
14.9 GB (14.5 GB) |
BS2000高性能サーバブレード E57A1/E57E1/E57A2/E57E2モデル (Virtage環境) |
15.7 GB (15.7 GB) |
13.7 GB (13.2 GB) |
小数点第2位を四捨五入し、GB単位としています。
本現象は、Red hat Enterprise Linux 6の仕様によるものです。
回避方法として、可能な限り64-bit x86_64カーネルを使用してください。32-bit x86カーネルを使用する必要がある場合は、「ハードウェアに搭載するメモリ量」または「LPARに割当てるメモリ量」を上記発生条件に示す値未満に設定してください。
2011年10月18日 BS2000の情報を追加しました。
2011年10月13日 この情報ページを公開しました。