CPUのパフォーマンスを制御し、サーバブレードの消費電力を設定した上限値以下に抑えます。マネジメントモジュールWebコンソールからGUIで簡単に設定できます。
GUIで簡単設定
設定上限値を超える時のみCPU周波数を自動的に下げて電力量を制御
CPU使用率に応じてCPUの電圧と動作周波数を最適化し、システム性能を劣化させることなく、CPUの消費電力量を最小化できます。Windows Server® 2003 R2、Windows Server® 2008、Windows Server® 2008 R2 の「電源オプション」から簡単に設定できます。
電源オプションで簡単設定
業務負荷に応じてOSがCPUの電圧と周波数を自動制御
仮想化を用いたサーバーの節電運用方法です。使用率の低い時間帯に仮想マシンをその他のブレードに集約し、空いたブレードの電源を切ることでトータルの消費電力量を抑えられます。BladeSymphonyでは仮想化ソフトウェアによって以下の2つの方法があります。
サーバ論理分割機構「Virtage」では、構築・運用支援ツール「Virtage Navigator」を使って運用します。まず性能モニタで性能傾向をチェックし、負荷の軽い時にLPARマイグレーションでLPARを集約。不要なサーバーの電源を切断し、負荷が高くなったら元に戻します。
Virtage Navigatorで簡単設定・実行
VMware vSphere™ EnterpriseおよびEnterprise Plusでは、DRS機能によりリソースの利用状況に応じてVMを最適に自動配置できます。さらにオプションのDPM機能を利用すれば、利用率の低いVMを片寄せした後、余ったブレードの電源を自動的に切断できます。
DRS:Distributed Resource Scheduler
DPM:Distributed Power Management
サーバシャーシの電源モジュール稼働台数をサーバブレード稼働台数に応じて制御する機能です。マネジメントモジュールWebコンソールで本機能を有効にするだけで電源モジュール数を最適化。ムダな通電がなくなることでAC/DC変換効率が高まり、サーバシャーシ全体の消費電力量を抑えることができます。
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