私たちの身近にある水は、海や川の水、あるいは雲や雨の水など
さまざまなかたちで自然の中を回り旅をしています。
遠い昔から続く「水の旅」から、水と私たちの関係を考えてみましょう。
①地上や海の水は、太陽の熱で温められて蒸発する。
②蒸発した水は空気中に水蒸気としてたくわえられる。
③空気中の水蒸気が集まって雲をつくり、
地上に雨や雪を降らせる。
④地上に降った雨は再び蒸発する。
一部は川の水となり海へ流れ、これらもやがて蒸発していく。
地球上の水の量はほぼ一定で、約20億年も前から、
この「水の旅」がずっとくり返されてきたのです。
私たちはその水を少しだけ借りて使っているため、
このサイクルをこわさないように、水をよごさず大切に使わないといけません。