行き先を入力するだけで迷(まよ)わずに目的地(もくてきち)まで案内(あんない)してくれる。カーナビって便利(べんり)だね。

どんな情報(じょうほう)を、どんなしくみで活用して、みんなをいろいろな場所へ案内(あんない)しているんだろう？

カーナビは、人工衛星(じんこうえいせい)から情報(じょうほう)をもらって、「車が地球のどこにいるのか」、「目的地(もくてきち)までのきょりはどのくらいか」などを計算して、みんなを目的地(もくてきち)まで案内(あんない)してくれるんだ。

最近(さいきん)では、カーナビのほかにも情報(じょうほう)を活用することで、じゅうたいや事故(じこ)を減(へ)らす取り組みが進んでいるんだ。

いくつか例(れい)を見てみよう。

ETCは、高速道路の料金所(りょうきんじょ)で活躍(かつやく)している便利(べんり)なシステムなんだ。車の中のICカードと料金所(りょうきんじょ)のセンサーが無線(むせん)で情報(じょうほう)をやりとりすることで、その場で車が止まらずに料金所(りょうきんじょ)を通ることができるんだ。

これは、料金所(りょうきんじょ)の近くでおこるじゅうたいや事故(じこ)を減(へ)らすことに役立っているんだ。

警察(けいさつ)の交通管制(こうつうかんせい)センターには、どこで事故(じこ)がおきたか、道路にどれくらいの車が走っているかなど、じゅうたいに関(かん)する情報(じょうほう)がいっぱい集まってくるんだ。

その情報(じょうほう)をもとに、道路上の案内板(あんないばん)にじゅうたいや事故(じこ)の情報(じょうほう)を伝えたり、信号(しんごう)の時間をコントロールして、車がスムーズに流れるように工夫(くふう)しているんだ。

人がシステムを利用(りよう)して情報(じょうほう)を活用することで、車をもっと便利(べんり)に利用(りよう)することができるんだ。

日立は、ETCのシステムや、カーナビなどをつくって、みんなが車を便利(べんり)に利用(りよう)するためのお手伝(てつだ)いをしているよ。