2022年10月から6代目のセンタ長を務めます、伊本夏樹です。
1987年に筑波大を卒業し、以来、茨城県南地域で小児の診療に携わってまいりました。
当センタは、日立製作所亀有工場(現在の株式会社日立インダストリアルプロダクツ)の移転に随伴し、1975年(昭和50年)に現在の場所で活動を始めました。
日立製作所の企業立医療機関として、土浦地区の日立グループ各事業所への産業保健活動と、従業員、家族、退職者への健診および医療の提供が当初の使命でしたが、企業の社会貢献、地域への貢献はとても大切な活動であり、現在では地域に開かれ、地域の皆さまにひろくご利用いただいております。
当センタの特徴は、入院ベッドを持たない診療所の形をとりながら、産業保健、健診・ドック、外来診療機能を有し、院内部門として薬局、放射線、臨床検査がある、大規模で高機能なところにあります。
全国を見渡しても、同様な医療機関はないようです。健診・ドックと外来診療の連携がとりやすく、院内で多くの検査を済ませることができ、薬をもらって帰ることができます(小児を除きます)。
外来診療は、幅広い分野のプライマリケアに対応するだけでなく、糖尿病をはじめとして、予約制の専門外来を設け、特色を有しております。
当センタは、健康経営と健康な人生に資する、幅広い領域のワンストップソリューションの提供を目指します。
同時に、当センタは地域の基幹病院や地域医師会と密に連携する、医療ネットワークの一員であり、ひとりひとり異なる病状、状況に応じて最適と考えられる連携をとってまいります。
そのために、私たちスタッフ一同は、皆さまの不安や疑問の声にしっかりと耳を傾け、想像力と洞察力を働かせて何が必要かを考え、皆さまに納得と安心、そして満足をいただけるよう、努めてまいります。
センタ長 伊本 夏樹