播磨の国赤穂の城主浅野内匠頭は、松の廊下で起こした刃傷事件により、即日切腹。
そして浅野家のお取り潰しが決定した。
筆頭家老大石内蔵助は、大混乱に陥った藩内をまとめあげ、赤穂城を開城する。
その後、浅野家再興のために奔走するが、願いは叶わず、主君の無念を晴らすため、大石ら四十七人の同士は吉良上野介への仇討ちを決行するのである。
元禄十五年十二月十四日、前日から降り続いた大雪が止み、空には煌々と寒月が冴え渡っていた。
ねぶたは、意を決し討ち入りの太鼓をたたく大石内蔵助と、吉良の家臣で、剣の鬼と呼ばれた清水一学の防戦の雄姿である。
下絵制作者:北村蓮明氏
第51回目の出陣となった2016年(平成28年)、日立連合ねぶた委員会は「観光コンベンション協会会長賞」「囃子賞」を受賞しました。
そして、13年連続入賞という快挙とともに、13年連続の海上運行を果たしました。
ご支援・ご協力誠にありがとうございました。
「観光コンベンション協会会長賞」「囃子賞」を受賞
躍動する跳人と日立専属囃子方「凱立会」
13年連続の海上運行
◆7月24日(日):「清掃ボランティア活動」を実施しました。
晴天に恵まれた7月24日(日)、日立連合ねぶた委員会は、今年で10回目となるアスパム(ねぶた小屋)周辺地域の「清掃ボランティア活動」を行いました。
日立連合ねぶた委員会関係者とそのお子さん達、約70名が参加した清掃ボランティア活動は、地元地域への日頃の感謝の意を込めて、2007年から実施しています。
今回はお子さんの参加も多く、終始、笑顔の絶えない清掃ボランティア活動となりました。
この活動を通じて、地域貢献活動の意識を高めるとともに、日立連合ねぶた委員会の一層の団結を深めることができました。
清掃ボランティア活動の様子
◆9月17日(土)〜19日(月・祝):「日立ぬりえ展」を開催しました。
9月17日(土)〜19日(月・祝)の3日間、青森市の観光物産館アスパム2階エネルギー館・ギャラリーにおいて、「日立ぬりえ展」を開催し、約400名の方にご来場いただきました。
本展示会は、ねぶた祭の伝承を目的に、2006年から日立連合ねぶた委員会が独自に開催し、今回で11回目となります。
今年も青森市内の子どもたちはもとより、全国各地から感性豊かな作品が寄せられ、応募総数は174枚にのぼりました。
たくさんのご応募ならびにご来場、誠にありがとうございました。
日立ぬりえ展の様子