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青森ねぶた祭(日立連合ねぶた)青森ねぶた祭(日立連合ねぶた)

下絵

木曽義仲は平安末期の武将で、源頼朝、義経とはいとこにあたる。幼名駒王丸。二歳の時、頼朝の兄義平に父を殺される。危うく一緒に殺されそうになったがこっそり助け出され、乳母の夫である信濃の国の中原兼遠(かねとう)にあずけられる。源氏の大将の血を受けた駒王丸は木曽の山中で大事に育てられ、やがて元服し木曽義仲と名のる。京都で平家が栄えている頃である。
治承四年、以仁王(もちひとおう)の令旨により挙兵。平家の大軍を奇襲、夜襲で討って入京する。敗れた平家は西海に逃れ義仲は後白河法皇より「朝日将軍」という名を与えられる。
ねぶたは戦いで窮地に陥った木曽義仲が、以前に平家から剣を奪い返してあげた不動明王に救われ、平家の軍勢を打ち負かす場面。[木曽義仲は下図の左側]

2010年(平成22年)下絵
2010年(平成22年)下絵

ポスター

昨年(2009年)、名誉ある『ねぶた大賞』受賞をはじめ、「最優秀制作者賞」「囃子賞」「運行跳人賞」の各賞完全制覇を達成した日立連合。今年も各賞連覇を目指し、一段と気を引き締めて準備を進めています。
このねぶた祭という世界に誇る伝統の夏祭りを、後世に継承していきたいという強い想いを込めて、今年も、英語、中国語、韓国語、日本語の4ヶ国語でねぶた祭を紹介するポスターを作成しました。

2010年(平成22年)日立連合ねぶた委員会ポスター
2010年(平成22年)日立連合ねぶた委員会ポスター

ねぶた

平成22年度(2010年度)、日立連合ねぶたは、「知事賞」(総合第2位)、「囃子賞」(5年連続)を受賞しました。
ご支援・ご協力、誠にありがとうございました。

「知事賞」受賞!
「知事賞」受賞!

日立専属囃子方「凱立会」<br />5年連続「囃子賞」受賞!
日立専属囃子方「凱立会」
5年連続「囃子賞」受賞!

ねぶたと跳人
ねぶたと跳人

7年連続の海上運行
7年連続の海上運行

トピックス

◆7月24日(土)〜25日(日):「日立連合ねぶた展」を開催しました。

7月24日(土)〜25日(日)の2日間、観光物産館アスパム2階エネルギー館・ギャラリーにおいて、「日立連合ねぶた展」を開催しました。会場には、今年度(2010年度)の出陣テーマ「不動の剣、義仲を救う」をはじめとした歴代の下絵やハネトの衣装等を展示したほか、日立連合ねぶた専属囃子方「凱立会」の生演奏を披露し、ご来場いただいたお客さまを魅了することができました。(来場者数:2日間延べ約750名)

日立連合ねぶた展の様子
日立連合ねぶた展の様子


◆7月25日(日):「清掃ボランティア活動」を実施しました。

7月25日(日)、日立連合ねぶたが、アスパム(ねぶた小屋)周辺地域の清掃ボランティア活動を実施しました。このボランティア活動は、地元地域への日頃の感謝の意を込めて、2007年から実施しています。4回目の開催となった今回は、日立連合ねぶた関係者約50名が参加してゴミの収集を行ないました。
今後もこのボランティア活動を通じて、日立連合ねぶたの一層の団結を深めるとともに、環境・地域貢献への意識を高めていきたいと考えております。

清掃ボランティアの様子
清掃ボランティアの様子


◆8月21日(土)〜22日(日):「日立ぬりえ展」を開催しました。

8月21日(土)〜22日(日)の2日間、観光物産館アスパム2階エネルギー館・ギャラリーに於いて、「日立ぬりえ展」を開催しました。
本展示会は、ねぶた祭の伝承を目的に、2006年から日立連合ねぶた委員会が独自に開催し、今年で5回目となりました。青森市内の子どもたちはもとよりアメリカ(ミズーリ州)や大阪府、神奈川県、宮城県など国外、県外からも作品が寄せられ、応募総数は97枚にのぼり、多くのぬりえで彩られた会場には約630名の来場者がありました。

日立ぬりえ展
日立ぬりえ展