天間星の生まれ変わり公孫勝(こうそんしょう)は自由自在に風雨を呼び、まるで竜のように雲に乗れたので入雲竜と呼ばれていた。もともと道士だったが梁山泊(りょうざんぱく)入山後、道術の仙人である羅真人(らしんじん)より幾多の法術を学び無敵の力を発揮するようになる。一方、地然星の生まれ変わり樊瑞(はんずい)は山賊の頭領であるにもかかわらず道術を使い用兵の術にも優れていたので混世魔王(こんせいまおう)と呼ばれていた。無謀にも梁山泊を倒して自分たちの配下にしようと企んだが公孫勝に敗れた。その後、梁山泊の頭領宋江(そうこう)が義に篤い立派な人物だと知ると山を下り仲間に加わったのである。以後、公孫勝の弟子として支えたのである。ねぶたは、樊瑞が妖術を使い公孫勝に挑んでいる場面。
2009年(平成21年)下絵
熱く、躍動するねぶた祭。
皆さんの魂で夏の夜空を真っ赤に照らし、大地を揺るがすほど熱狂してほしい。
そんな願いをこめて、今年もポスターを制作しました。
また、国際的となったねぶた祭を象徴し、英語、中国語、韓国語、日本語の4ヶ国語でねぶたを紹介したバージョンも制作しました。(下画の右側)
2009年(平成21年)日立連合ねぶた委員会ポスター
日立連合ねぶたが、「ねぶた大賞」(昭和60年以来24年ぶり受賞)、「囃子賞」(4年連続受賞)、「運行・跳人賞」、「最優秀制作者賞」の4部門を受賞し、完全制覇を達成しました!!
ご支援・ご協力誠にありがとうございました。
ねぶた大賞受賞!
ねぶたと跳人
【左】囃子方:凱立会/【右】凱旋太鼓
海上運行
◆7月26日(日):「清掃ボランティア」を実施しました。
7月26日(日)、日立連合ねぶたが、アスパム(ねぶた小屋)周辺地域の清掃ボランティア活動を実施しました。このボランティア活動は、地元地域への日頃の感謝の意を込めて、2007年から実施しています。当日は、快晴のもと、日立連合ねぶた関係者約100人が参加してゴミの収集を行ないました。
このボランティア活動を通じて、地域貢献活動の意識を高めるとともに、日立連合ねぶたの一層の団結を深めることができました。
◆8月22日(土)〜23日(日):「日立ぬりえ展」を開催しました。
8月22日(土)〜23日(日)の2日間、観光物産館アスパム2階エネルギー館・ギャラリーに於いて、「日立ぬりえ展」を開催しました。
本展示会は、ねぶた祭の伝承を目的に、2006年から日立連合ねぶた委員会が独自に開催し、今年で4回目となりました。青森市内の子どもたちを対象に事前にぬりえを募集した結果、応募総数は102枚にのぼり、多数のぬりえで彩られた会場には約500名の来場者がありました。
日立ぬりえ展