日立のデータベース(新規ウィンドウを開く)とは、翔泳社が運営するWebメディア「DB Online」に2年にわたり連載された「日立のデータベース」がベースになっています。
日立といえば家電じゃないの?
日立がデータベースなんてやってるの?
誰が使っているの?
誰が作っているの?
…そんな疑問にお答えすべく、スタートしたこの企画。データベース関連の技術や製品を、みなさんにもっと身近に感じてもらえるようにとの願いが込められています。
日立という会社も、またデータベースという技術も、どちらかというとお堅いイメージが強いので、そうしたイメージを一新すべく、取材にはゆるふわITジャーナリストこと吉村哲樹さんを起用。
日立にもデータベースにも興味がない方であっても楽しんで読める内容となりました。もちろん、データベース技術一般についても楽しく学べる内容になっています!ぜひ、ご覧ください。
           
むかしむかし―2012年の秋ごろ、戸塚の森の中、日立の担当者たちが額を突き合せ、なにやら真剣な顔で話しこんでいました。
「日立のデータベース製品の認知度をもっと上げるにはどうすればいいのだろうか…」
当時、海外のデータベース製品に比べて、使っている人や作っている人の“こだわり”は、あまり広く知られていませんでした。そこへ現れたのが、翔泳社DBオンラインの担当者。
「国産のデータベース技術について紹介する企画を考えているので何か一緒にやりましょう!」
「そうだそうだ、そうしよう!」
日立のデータベース製品の機能を伝えるだけではつまらない。彼らは話し合い、この連載では、製品の裏側にいる「人」に光を当てることになりました。
…こんな風にしてはじまったのが日立のデータベース。第1冊目では、イントロダクション、戸塚でデータベースを作るひとたち、データ・アナリティクス・マイスター、そして日立のデータベースを使っているユーザーさんなどが登場します。
まずはこの1冊、気軽に読んでみてください。
               
その昔―2014年の秋ごろ、Webサイト「DB Online」で掲載している「日立のデータベース」という連載記事の中から、第1回から第4回までの内容をまとめて冊子として出した人々がいました。
彼らは、作りながらこんなことを考えていました。
「おもしろい。だけど、こんなこと、続くわけがない…」
彼らの予想は外れ、生まれたのが第2弾、『日立のデータベース2』です。この冊子は、日立の広報誌に同梱され、イベント会場や研修会場で配られ、あるいは日立の営業がお客さまを訪問する際に持参され、世界へとひろまってゆきました。
第1弾に引き続き、イラストを担当したのはタナカカツキさん。
第2弾では、日立の先鋭的なデータベースや、縁の下の力持ちである品質保証部門の方々、さらに先進的過ぎてどう使えばよいのかまだ考えている最中の技術などが登場します。私たちが思い描いた未来が、いまここに…!
第2弾もぜひ、お読みください。
                   
<<特別付録!>>
「デスクの上に置いておくと会議中とかわかるやつ」(ペーパークラフト)→
「日立のデータベースを知ってもらうべく、活動をしよう…!」そんな決意をしてから2年の歳月がたちました。あっというまの2年でした。
2年の間で紹介された日立のデータベースにたずさわる人々の数、33人。登場した人は、みな、それぞれにユニークな信念と大きなミッションを持っていました。ベテランから若手まで、男性だけでなく、女性もおりました。
第3回では、マシン語でコミュニケーションを行う猛者や、壮絶な障害訓練を乗り越えた方などが登場します。
しかし、日立のデータベースには、まだまだたくさんのユニークで創造的な開発者、技術者がいます。
また、何らかの形で再会できることを祈りつつ、第3回、完結編です。
イラスト/タナカカツキ