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日立暗号ライブラリ Keymate/Crypto Version 4

日立の高信頼な暗号技術にJCMVP®認証のさらなる安心を

Keymate/Crypto(キーメイトクリプト)は、JCMVPにおける「承認されたセキュリティ機能」や国際標準に準拠した暗号アルゴリズムを実装したライブラリです。公開鍵、共通鍵暗号、ハッシュ関数など、豊富な暗号機能をご利用いただけます。

Keymate/Crypto Version 4は、暗号モジュール試験及び認証制度(JCMVP)(新規ウィンドウを開く)の認証を取得したJCMVPライブラリ*1と従来Keymate/Cryptoの暗号アルゴリズムを継承するCryptoライブラリを同梱した製品です。

本製品の最新バージョン(04-03)では、以下に対応しております。

  • 米国国家安全保障局(NSA)で推奨している楕円曲線の一部(P-256,P-384,P-521)を使用した 楕円曲線暗号アルゴリズムの暗号、署名処理において、前バージョン(04-02)から1.3倍〜1.8倍程度の処理速度の向上。
    また、上記の楕円曲線をシステム鍵ファイルとして新たに提供。
  • 認証付き暗号モードであるAES-GCM。
    本モードは、暗号時に暗号文に加え、認証タグと呼ばれる暗号文の正当性を保証するデータを生成します。 復号時に認証タグを用いて、暗号文の正当性確認を行います。
  • Linux(AMD/Intel 64)版、Windows®サーバ版およびクライアント版の RSA暗号(鍵長2048ビット)による暗号化において、04-00から1.2倍(Windows版)、 4.7倍(Linux版)の処理速度の向上。
  • Linux(AMD/Intel 64)版、Windows®サーバ版およびクライアント版の SHA-256、SHA-384およびSHA-512によるハッシュ値生成において、04-00から 1.3倍程度の処理速度の向上。
*1
本製品バージョン04-00のJCMVPライブラリのみJCMVP認証を取得しております。
04-00以外のバージョンにつきましては、JCMVP認証は取得しておりませんのでご注意ください。
  • * 本製品は、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が推進する「創造的ソフトウェア育成事業」の一環として技術開発された内容を含んでいます。
  • * 本製品および本製品を利用して作成したプログラムは日本国内のみでご使用ください。
  • * 本製品は外国為替および外国貿易法に定める戦略物資・技術に該当するため、輸出する(日本国外への持ち出しまたは非居住者への開示を含む)場合は同法に従い日本国政府の輸出許可申請などが必要になります。
    また、本製品に含まれるアルゴリズムに関する特許については日本国外において保証致しません。なお、ご不明な場合は、弊社担当営業にお問い合わせください。