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複数システムの状況をまとめて確認する方法

複数システムの状況をまとめて確認する方法

2024年12月25日公開

ビジネスに影響のあるシステムに問題が発生していないか、稼働している複数システム全体の状況をまとめて確認できると効率的です。

ここでは、統合システム運用管理 JP1を活用して、企業や組織で利用している複数システム全体の状況をまとめて確認する方法をご紹介します。

【使用するツール】
JP1/Integrated Management 3 または システム管理 JP1 Cloud Service/System Management

1. 複数システム全体の状況を確認する

JP1の統合オペレーション・ビューアーでは、右上に複数システムの状況をまとめたシステム全体のダッシュボードが表示されます。
この画面で、システム全体の重要イベントの状態、アラート情報、未対処イベント数、イベントの対処状況をまとめて確認できます。

複数システム全体の状況を確認する

複数システム全体の状況を確認する
No. エリア 機能概要
1 サンバースト/ツリー
  • システム全体のノードの状態を表示
2 統合オペレーション・ビューアー
[ダッシュボード]
  • システム全体のノードの状態を表示
  • システム全体のアラート情報を表示
  • システム全体の未対処イベント数を表示
  • システム全体のイベントすべての対処状況のグラフを表示
3 イベント一覧
  • システム全体のイベント一覧を表示

2. 問題が発生した箇所の情報をまとめて確認する

統合オペレーション・ビューアーではシステムの構成要素を構造化してツリー形式で表示できます。サンバースト/ツリーエリアで、問題が発生しているエージェントを選択すると、重要イベントの状態、アラート情報、未対処イベント数、イベントの対処状況の他、CPU使用率などの各種ITリソースに関するトレンド情報など、選択したエージェントに関する情報をまとめて確認することができます。

問題が発生した箇所の情報をまとめて確認する

JP1のダッシュボードなら、複数システム全体の状況を素早く把握し、問題を見つけたらワンクリックで関連する情報をまとめて確認することができます。

状況の確認や対処に必要な情報収集の手間を大幅に削減できます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

記載の仕様は、改良などのため予告なく変更になることがあります。