サーバ実行環境製品のEUR Server Enterprise、または、EUR Server Standardは、プロセッサ数(CPU数)ライセンス対象製品ですので、使用するサーバに搭載されているプロセッサ数に応じたライセンスが必要になります。マルチコア・プロセッサを利用される場合は、プロセッサによってコア数のカウント方法が異なります。例えば、x86アーキテクチャをサポートしているCPUの場合は、2コア=1CPUライセンスとカウントします。詳細は、次のページをご覧ください。
EURは仮想化プラットフォームに依存する機能はありませんので、ゲストOSの互換性が保証される限り、ゲストOS上でのご利用を保証します。ただし、仮想化プラットフォーム固有の問題が発生した場合は、対応できない場合があります。
ライセンスは、仮想マシンに割り当てた仮想プロセッサ(コア)の数だけ必要になります。例えば、物理サーバが2CPU、仮想マシンへの割り当てが1CPUの場合、1CPUライセンスが必要になります。物理サーバがマルチコア・プロセッサを利用している場合は、プロセッサによってコア数のカウント方法が異なります。例えば、物理サーバのCPUがx86アーキテクチャを利用しており、仮想マシンへの割り当てが2コアの場合、2コア=1CPUライセンスとカウントしてください。詳細は、次のページをご覧ください。
DABrokerの利用制限は次のとおりです。
EURのサーバ製品に同梱されている再配布用の各種Adapterは、EURで構築した帳票システムを利用する範囲に限り、自由に配布いただけます。
サーバ実行環境製品で出力した帳票のうち、EPF形式ファイルをプレビューしたり、印刷したりする場合は、製品に同梱されているEUR Web Plug-In または EUR Client Serviceが必要になります。このクライアントモジュールをクライアントPCに配布できる数が最大1,000という意味です。
EUR製品の排他関係は次のとおりです。
ウイルスソフトを導入にあたり、EURの次のディレクトリをウイルスチェック対象外にすることをお勧めしています。
動作は保証していません。
帳票ファイル(.fms)を動作させるには、実行環境と開発環境のバージョン/リビジョンを同じにするか、実行環境のバージョン/リビジョンが開発環境のバージョン/リビジョンより新しくなるようシステム構成を変更する必要があります。
利用できません。
Windows®サーバOS上での利用を検討されている場合は、EUR Server Enterpriseをご利用ください。
はい、不要とお考えください。EUR Developerには、EUR Designerの機能が含まれています。
業務単位、または、開発するアプリケーション単位でご購入する必要はありません。EUR Designerは、インストールライセンス対象製品です。インストールライセンスとは、1つのライセンスにつき、1つの装置または1つのパーティション(仮想環境含む)で利用できるライセンスのことです。
なお、EUR DeveloperやEUR Viewerもインストールライセンス対象製品です。
はい。EURはデスクトップ仮想化サービスやアプリケーション仮想化サービスでも、OSの互換性が保証される限り動作します。ただし、デスクトップ仮想化サービスやアプリケーション仮想化サービス固有の問題が発生した場合は、対応できない場合がございます。詳細につきましては、お問い合わせください。
EUR DeveloperにはEUR Server Enterpriseと同じサーバ帳票出力機能が含まれています。そのため、EUR Developer上において、サーバ帳票出力機能が提供するAPIを利用したプログラム開発や実行テストを行うことができます。このとき、間接的にネットワーク経由で他のコンピュータからAPIやその他機能を利用することはできません。また、EUR Developerは、Windows®クライアントOS上で動作する製品となります。
データベースアクセスミドルウェア 「DABroker」が必要になります。なお、次の製品にはDABrokerが同梱されています。
Windows® クライアントOS上で帳票のPDF形式ファイルを出力したい場合は、EUR Developerをご利用ください。Windows® サーバOS、または、UNIX、Linux上で帳票のPDF形式ファイルを出力したい場合は、EUR Server Standard、または、EUR Server Enterpriseをご利用ください。
EUR Designerは、帳票作成に特化したシンプルな開発環境です。帳票印刷やプレビューもできます。
EUR Developerは、EUR Designerが提供している帳票作成機能に加えて、次の機能が利用できます。
問題ありません。Windows®クライアントOS上でEUR Developerをご利用ください。詳細は、次のページをご覧ください。
帳票作成にEUR Designerを、帳票印刷にEUR Viewerの組み合わせをお勧めします。詳細は、次のページをご覧ください。
はい。印刷とPDF出力であれば、EUR Server Standardをお選びください。
EUR Client(EUR Client Service、または、EUR Web Plug-In)は、EURのサーバ実行環境製品(EUR Server Standard、または、EUR Server Enterprise)に同梱されていますので、別途、購入する必要はありません。例えば、EUR Server Standard×1本を購入した場合、EUR Clientは1,000クライアントライセンスが含まれます。
1,000クライアントライセンスを超えるEUR Client(EUR Client Service、または、EUR Web Plug-In)を利用する場合は、別途、EUR Server - Client Licenseの購入をご検討ください。なお、EUR Clientは、EUR Server Enterpriseのサーバライセンス数(コア数)に応じて1,000クライアントライセンスずつ追加されます。例えば、EUR Server Enterpriseを2CPUライセンスご購入した場合、EUR Clientは2,000クライアントライセンス利用できます。EUR Server Standardに同梱のEUR Clientライセンスの考え方も同様です。
EUR製品では対応しておりませんが、ユーザプログラムによる作り込みを行うことで、オートスケール環境でご利用いただけます。
EURは、オートスケールによるサービスの可用性やパフォーマンスを向上させるための仕組みを提供しておらず、一つの仮想マシン(OS)において単体で動作します。
そのため、スケールアウトによって増加するサーバへの処理の振り分けや、スケールインによって減少するサーバからのログの退避など、オートスケール環境で利用するための処理は、お客様自身で作り込んでいただく必要があります。
事前に十分な環境を用意し、負荷テスト等を実施していただきますようお願いいたします。
なお、EURのライセンスについては、最大で起動する仮想マシンの数だけ必要となります。