Hitachi Advanced Data Binder 05-09の主なサポート項目は、次の通りです。
Hitachi Advanced Data BinderのDBデータの格納先として、Azure Disk Storage(ブロックストレージ)に加えてAzure Blob Storage(オブジェクトストレージ)を利用できるようになりました。
これにより、安価なAzure Blob StorageをDBデータの格納先として利用し、高速なAzure Disk StorageをDBデータのキャッシュとして利用することで、大量データの高速検索を低コストで実現することができます。
そのほか、セクターサイズが4,096バイトのディスクにも対応しました。
これにより、Azure Disk StorageのAzure Premium SSD v2 Disk Storageをご利用いただく際の運用性が向上します。
1 表あたりに定義できるインデクスの最大数を 32 から 64 に拡大しました。
これにより、多くのインデクスを定義できるため検索の性能を向上させることができます。
また、ALTER TABLE 文により、データ長が 256 バイト以上の VARCHAR 型のデータ長を32,000 バイトまで拡張する機能をサポートしました。
これにより、既存のVARCHAR 型のデータ長を拡張する際の運用が容易になります。
再帰的問合せ内のハッシュ検索において、検索処理の内容を最適化しました。
これにより、トレーサビリティの分析などに用いられる再帰的な検索の処理性能が向上します。
複数の表のチャンクの状態を同時に変更できるようになります。
これにより、インポートしたデータを検索可能とするタイミングを複数の表で同じにすることができます。
B-treeインデクスを効率よく格納するため、使用するスレッド数を調整するオプションをサポートしました。
このオプションを使用することにより、必要なディスクの使用量を低減することができます。