Hitachi Advanced Data Binder 05-04の主なサポート項目は、次の通りです。
単一のデータ型の順序付けられた複数データを格納する配列型をサポートしました。
配列型での表記可能なデータについて、元のデータ構造を維持し、そのままデータベースに取り込めます。
配列型サポートに伴い、配列データの要素数を返すスカラ関数(CARDINALITY)、および、配列データの最大要素数を返すスカラ関数(ARRAY_MAX_CARDINALITY)をサポートしました。
また、対象データに指定した検索結果を複数まとめて配列データとして返す集合関数(ARRAY_AGG)、および、配列データの各要素に対して行を生成する集まり導出表(UNNEST)をサポートしました。
大量データのハッシュ検索におけるキャッシュアクセスの最適化を実施し、またコスト情報の精度の向上により、さらなる性能向上を実現しました。