データベースに対して、部外者からの不正アクセスなど、さまざまな脅威が考えられます。Hitachi Advanced Data Binderがサポートするセキュリティ機能を組み合わせることで、さまざまな脅威から大切なデータを守ることができます。
Hitachi Advanced Data Binderの主なセキュリティ機能
Hitachi Advanced Data Binderでは、システムの不正利用やセキュリティポリシーに従った運用実施などを確認するための監査証跡を出力する、監査証跡機能をサポートしています。監査証跡を監視することで、機密情報への不正な操作がないか調査できます。
Hitachi Advanced Data Binderでは、ユーザーがHitachi Advanced Data Binderサーバーに接続する際、ユーザーの認可識別子およびパスワードを使用する、ユーザー認証をサポートしています。ユーザー認証により、不正アクセスを防止します。LDAP認証を利用することも可能です。
実表、ビュー表にアクセスする際に必要となる権限をアクセス権限といいます。Hitachi Advanced Data Binderでは、アクセス権限をサポートしており、適切な権限を設定することで、不正アクセスによる機密情報の漏えいのリスクを軽減します。
Hitachi Advanced Data BinderではDBファイルを暗号化することで、アクセス権限が無いユーザーがDBファイルを直接参照して機密情報にアクセスすることを、防止できます。