日立製作所は、このたび、高速データアクセス基盤「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」において、株式会社日刊工業新聞社の第56回(2013年)「十大新製品賞 増田賞」を受賞しました。
「増田賞」は、中でも特に優秀と認定された製品に贈られる最高賞です。
十大新製品賞は、1958年に創設された歴史ある賞として、産業界からの注目も非常に高く、本年は、応募総数68社68製品の中から、18社18製品が選出されました。
受賞製品の「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」は、内閣府最先端研究開発支援プログラム「超巨大データベース時代に向けた超高速データベースエンジンの開発と当該エンジンを核とする戦略的社会サービスの実証・評価」(中心研究者:喜連川 優 東京大学生産技術研究所(以下、東大生研)教授/国立情報学研究所所長、実施期間:2010年3月〜2014年3月)において、東大生研と共同で研究開発を進めている超高速データベースエンジンを、日立が製品化したものです。「非順序型実行原理」に基づくデータベースエンジンと、日立製のサーバおよびストレージを最適に組み合わせた高速データアクセス基盤です。
2013年10月には、データベースシステムの検索処理性能に関する業界標準ベンチマークである「TPC-H」における最大のデータベース規模である100TBのクラスに、世界で初めて登録されたことなどが評価されました。
左:日刊工業新聞社 井水社長と、右:当社副社長 岩田
東大生研 喜連川先生、合田先生を囲んで