外部サービスの利用により、短時間でサービスを立ち上げることができ、サービスに掛かる費用の圧縮が期待できます。
また、さまざまな業務サービスを提供できるため、提供対象が広がり、ビジネスチャンスが増えることが期待できます。
直接的には、システム変更の期間短縮とそれに伴う費用の圧縮が期待できます。更にBPの履歴をもとにした統計情報から、案件ごとの仕掛期間や時間あたりの処理件数を簡単に知ることができます。これによってビジネス効率の可視化といった面でも効果が期待できます。
標準技術(Webサービス、XML、Javaまたは.NET)を用いた開発が主となるため人材の確保が容易で、開発費用の圧縮もできます。更に標準技術を用いる分、優良顧客案件への新規参入の障壁が下がるという効果も期待できます。
証券会社、クレジット会社、損保会社、テレコム、電機メーカなど、さまざまな業種で、稼働中のシステムがあります。
日立のSOA製品は、EAI製品によるSIの豊富な実績とノウハウをベースとしており、障害時運用支援、対話型BP管理、豊富な連携アダプタなどの特色があります。
日立はこれまでの豊富なシステム統合の実績とノウハウをベースに、障害回復やトレース機能など、地味ですが重要な技術の積み重ねに立脚した上流設計からの一貫したソリューションを、他社には無い強みとして提供して参ります。
サービスとは、ソフトウェア部品の考え方であり、再利用や変化の吸収を実現できるように、その粒度を設計する必要があります。このため、サービスの粒度は、お客さまのビジネスや情報システムの考え方と整合性を取って決定していくものと考えています。
uCosminexus Service Platformは、まさにESBに該当する製品です。
例えば、今までオペレータが別々のシステムにアクセスして、同じ情報を何度も入力して行っていた作業を、ワンストップで実現するという使い方が考えられます。また、各部門の業務(Web画面アプリケーション)を対話ワークフローで連携・統合し1つのシステムとして統合することにより、業務の進捗管理を実現するという使い方もあります。当然、これらを組み合わせたシステムの実現も可能です。
効果的なSOAシステムを実現するには、サービスの粒度をどのように考えるか、既存システムをどうやって活かすか、データ(メッセージ)の標準化をどのように進めるかといった課題があります。日立では、これに対応するためのコンサルテーションサービスをご用意しております。
クラウドはサービスが動作する環境であって、SOAはサービスを連携させる技術です。クラウド上で動作するサービスをSOAで連携させることで、迅速に新たなサービスを開発することができます。