ビジネス環境の変化に対応し、業務およびサービスを、迅速に、かつ繰り返し最適化するためのクラウドサービスプラットフォームです。サービスを作成するだけでなく、効率的に管理するクラウドサービスプラットフォームとしても、ビジネス発展に寄与します。
スマートフォンが普及し、さまざまな機器がインターネットにつながるようになって、Web上のサービスは急速に多様化してきました。ネットとリアルの店舗を統合して利便性を高めたり、在庫状況をリアルタイムに管理して即日配達を可能にしたり、スピーディーできめ細やかなサービスをすばやく提供することが求められるようになっています。それを実現するためにはITの活用が必須。今までの企業内活動の効率化から、よりスピーディーで利便性の高いサービスをお客さまにすばやく提供するためのITへと、その役割りも変化しています。
Cosminexusでの、オンラインシステムの中核となるアプリケーションサーバ製品「uCosminexus Application Server」は、システムに生産性向上と安定稼働をもたらすオンラインシステムの中核となる製品です。Webアプリケーションの実行環境と、開発からサーバ運用までをトータルにサポートする統合開発・運用環境を提供します。また、高品質なシステムを迅速に開発できる高性能Java VMを採用したほか、各種性能の最適化により、高負荷でも安定したサービスを提供します。効率的なリソース利用で、ビッグデータなど高い負荷があっても、より高速かつ安定的な処理ができます。これにより、ミッションクリティカルな新しいビジネスの迅速な立ち上げをサポートします。
さらに、時代の潮流にあわせて「クラウド化」への対応を行うなど、これからもお客さまのシステムとともに進化していきます。
また、サポートサービスをご契約いただくことで、お客さまシステムの安定稼働のために、次の3要素をサポートサービスの柱としてご提供し、お客さまを強力に支援します。
スピーディーなサービスをすばやく提供するためには、サービスを担うITシステムを迅速に開発・改修することが必要です。それを可能にするのがミドルウェアの共通化。システム間連携基盤の導入が、威力を発揮します。
スピーディーなサービスを提供するには、サービスが必要とするデータをすばやく取得できなければなりません。そしてお客さまの真のニーズを実現して満足を高めるためには、お客さまやさまざまな機器が発信する情報と従来システムに蓄積された情報を、すばやく連携させることが必要です。そこで有効なのが、データ取得やシステム連携に必要なミドルウェアを共通化してシステム間連携基盤を導入することです。システム間連携基盤を通じてデータをすばやく取得できるため、スピーディーなサービスを提供できます。また、システム間の連携を一元管理できるので、システムの追加や変更に伴う影響範囲が明確になり、システム改修などのコストを削減できます。
Cosminexusは、テスト工程を効率化し、性能ネック箇所の解析をスピーディーに行うための機能を提供します。
システム更改時には、開発工程のかなりの部分を占めるテスト工程。この工程の一部が自動化できます。
システムが大規模化すると、性能障害が発生した場合に原因の特定が難しく、調査が長時間化しがちです。WebサーバからDBサーバへ一連のトランザクションでの流れを、パケットデータにより一元的に可視化することで、性能障害となったトランザクションを特定してリアルタイムに表示できます。
テスト自動化、性能ネック「見える化」は、システム検証支援サービスとして提供します。
無限の可能性を秘める宇宙(cosmic)に広がるシステム、それをしっかりと陰で支えるソフトウェアをイメージして、Cosminexusと名づけられました。
Cosminexusは、以下のようにアプリケーション基盤としての実績を重ね、クラウドサービスプラットフォームとして、日々進化を続けています。
名称 | リリース年 | 内容 |
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Cosminexusの前身 | 1997年 | Web/Java™/CORBA技術を活用したオープンなネットビジネス基盤 ラッパーによるホスト連携ワークフローによるEAI機能 |
Cosminexus V3 | 2000年 | J2EE、XMLを活用したBtoC・BtoB・EAI機能 |
Cosminexus V4 | 2001年 | ポータル、コンポーネントビジネスインテグレーション基盤 |
Cosminexus V5 | 2002年 | 高信頼JavaVM、J2EE1.3準拠 Webサービス、OpenTP1連携 |
Cosminexus V6 | 2004年 | ミッションクリティカルJ2EE(OLTP技術継承) コラボレーション |
Cosminexus V7 | 2005年 | Webサービスでシステム連携の容易化(J2EE1.4準拠)
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Cosminexus V8 | 2009年 | SOAで段階的なシステム統合の実現(Java EE5対応)
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Cosminexus V9 | 2012年 | 開発容易性・効率性向上(Java EE6対応)
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Cosminexus V11 | 2020年 |
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アプリケーションサーバを中心としたCosminexusの適用ケースを紹介します。
Cosminexus各製品の適用ケースをカタログでも紹介しています。