COBOLのバッチ業務を高速化できます。
バッチジョブを分散して1つまたは複数のサーバ内で並列に実行することにより、バッチジョブ全体の処理時間を短縮して高速化するための機能を提供します。
COBOL言語の場合、JavaやCのようなマルチスレッドプログラミング機能がなく、アプリケーションによる並列実行処理を実装できません。データ量の増加に伴い、処理時間も延びてきます。このため、所定の業務時間内にバッチ業務を終了させる必要がある場合、複数ジョブに手作業で分割したり、高速なハード機器を使用したりする必要があり、運用に関わる工数の増加や費用の増加などの課題がありました。
uCosminexus Grid Processing Serverと連携することで、COBOLプログラムのビジネスロジックをほぼそのまま活用し、少ない修正と簡単な操作でバッチジョブを分散・並列実行でき、バッチジョブ全体の処理時間を短縮できます。
PDF変換業務における多重度3の適用効果
複数または1台のサーバ内で並列化することで処理時間を短縮。
業務の異常終了時にはデータ単位での再実行ができるので処理時間に対する制約を守ります。
現行システムにおけるバッチ業務の修正量を抑え、分散・並列実行が可能。
バッチ業務の資産を活用できます。
適用後のジョブネットイメージ
分散・並列化することで煩雑になりがちなバッチジョブをスリム化。
ジョブの定義および運用に係る工数を削減できます。
uCosminexus Grid Processing Serverの動作環境、価格、その他詳細につきましては、uCosminexus Grid Processing Serverのサイトをご覧ください。