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COBOL2002:Oracle Programmer (Pro*COBOL)

Oracle Programmer (Pro*COBOL)についてご紹介します。

Pro*COBOLとは

Pro*COBOLは、OracleデータベースにアクセスするためのSQL文をCOBOLプログラムソースに埋め込むことができる、プログラミングツールのプリコンパイラです。
Pro*COBOLプリコンパイラは、COBOLプログラム内のSQL文を解析してCALL文を生成し、COBOLコンパイラで翻訳可能なCOBOLプログラムを出力します。

COBOL2002で対応するPro*COBOLの一覧

COBOL2002の対応バージョンは販売中の製品バージョンのみ記載しています。販売終了済製品で稼働中のシステム構成を制限するものではありません。

Windows版COBOL2002(64ビット版)

Windows版COBOL2002(64ビット版)
対応OS Pro*COBOLの対応バージョン COBOL2002の対応バージョン
Windows Server 2022 21.3.0(64-bit)以降 04-40以降
19.3.0(64-bit)以降 04-40以降
Windows Server 2019 21.3.0(64-bit)以降 04-40以降
19.3.0(64-bit)以降 04-10-01以降
Windows Server 2016 21.3.0(64-bit)以降 04-40以降
19.3.0(64-bit)以降 04-10-01以降
18.3.0(64-bit)以降 04-00-02以降
Windows Server 2012 R2 21.3.0(64-bit)以降 04-40以降
19.3.0(64-bit)以降 04-10-01以降
18.3.0(64-bit)以降 04-00-02以降
Windows Server 2012 18.3.0(64-bit)以降 04-00-02以降
Windows 11 21.3.0(64-bit)以降 04-40以降
19.3.0(64-bit)以降 04-40以降
Windows 10 x64 21.3.0(64-bit)以降 04-40以降
19.3.0(64-bit)以降 04-10-01以降
18.3.0(64-bit)以降 04-00-02以降
Windows 8.1 x64 19.3.0(64-bit)以降 04-10-01以降
18.3.0(64-bit)以降 04-00-02以降

Windows版COBOL2002(32ビット版)

64ビット版のWindowsで32ビットCOBOLアプリケーションを作成する場合

Windows版COBOL2002
対応OS*1 Pro*COBOLの対応バージョン COBOL2002の対応バージョン
Windows Server 2022 21.3.0(32-bit)以降 04-40以降
19.3.0(32-bit)以降 04-40以降
Windows Server 2019 21.3.0(32-bit)以降 04-40以降
19.3.0(32-bit)以降 04-10-01以降
Windows Server 2016 21.3.0(32-bit)以降 04-40以降
19.3.0(32-bit)以降 04-10-01以降
18.3.0(32-bit)以降 04-00-02以降
Windows Server 2012 R2 21.3.0(32-bit)以降 04-40以降
19.3.0(32-bit)以降 04-10-01以降
18.3.0(32-bit)以降 04-00-02以降
Windows Server 2012 18.3.0(32-bit)以降 04-00-02以降
Windows 11 21.3.0(32-bit)以降 04-40以降
19.3.0(32-bit)以降 04-40以降
Windows 10 x64 21.3.0(32-bit)以降 04-40以降
19.3.0(32-bit)以降 04-10-01以降
18.3.0(32-bit)以降 04-00-02以降
Windows 8.1 x64 19.3.0(32-bit)以降 04-10-01以降
18.3.0(32-bit)以降 04-00-02以降
*1
32ビット互換モード[WOW64]で動作します。

Linux(x64)版COBOL2002(64ビット版)

Linux(x64)版COBOL2002(64ビット版)
対応OS Pro*COBOLの対応バージョン COBOL2002の対応バージョン
Linux(x86_64)
Red Hat Enterprise Linux Server 9 (64-bit x86_64) 21.12.0(64-bit)以降 04-60以降
19.19.0(64-bit)以降 04-60以降
Red Hat Enterprise Linux Server 8 (64-bit x86_64) 21.3.0(64-bit)*1以降 04-11以降
19.8.0(64-bit)以降 04-11以降
*1
Pro*COBOL 21.3.0の対応OSは、Red Hat Enterprise Linux 8.2以上です。

AIX版COBOL2002 (64ビット版)*1

AIX版COBOL2002 (64ビット版)
対応OS Pro*COBOLの対応バージョン COBOL2002の対応バージョン
AIX V7.2 19.3.0(64-bit)*2*4以降 04-10以降
18.4.0(64-bit)*2*4以降 04-10以降
AIX V7.1 19.3.0(64-bit)*3*4以降 04-10以降
18.4.0(64-bit)*3*4以降 04-10以降
*1
Pro*COBOL(32-bit)には対応していません。
*2
対応OSは、AIX 7.2 Technology Level 2 Service Pack 1以上です。
*3
対応OSは、AIX 7.1 Technology Level 5 Service Pack 1以上です。
*4
Oracle Databaseのリリース・ノートに記載されているOracle Bug#29053538の回避策を適用してください。

AIX版COBOL2002 (32ビット版)*1

AIX版COBOL2002
対応OS Pro*COBOLの対応バージョン COBOL2002の対応バージョン
AIX V7.2 19.3.0(32-bit)*2*4以降 04-10以降
18.4.0(32-bit)*2*4以降 04-10以降
AIX V7.1 19.3.0(32-bit)*3*4以降 04-10以降
18.4.0(32-bit)*3*4以降 04-10以降
*1
Pro*COBOL(64-bit)には対応していません。
*2
対応OSは、AIX 7.2 Technology Level 2 Service Pack 1以上です。
*3
対応OSは、AIX 7.1 Technology Level 5 Service Pack 1以上です。
*4
Oracle Databaseのリリース・ノートに記載されているOracle Bug#29053538の回避策を適用してください。

HP-UX(IPF)版COBOL2002

Oracle18c以降には対応しておりません。

64ビット版のWindows上での32ビットCOBOLアプリケーション作成方法

64ビット版のWindows上で実行する、Oracleデータベースをアクセスする32ビットCOBOLアプリケーションは、64ビット版のWindowsの32bit互換モード[WOW64]でプリコンパイルして作成する必要があります。開発環境と運用環境の構成例を以下に示します。また、運用環境にはOracle Client(32ビット用)が必要です。

  構成例1

32ビットCOBOLアプリケーション作成方法(Ver 12.2以降)

  構成例2

32ビットCOBOLアプリケーション作成方法(Ver 12.2以降)

Pro*COBOLとCOBOL2002の開発マネージャ連携

COBOL2002の開発マネージャのアプリケーションの作成手順(プロジェクト情報)中で、Pro*COBOL用ソースプログラム(.pco)を管理できます。これによって、Pro*COBOLのプリコンパイラをCOBOL2002コンパイラと連動させて、アプリケーションの作成(ビルド)を行うことができます。

Oracle Programmerとは

「Oracle Programmer」の概要

Oracle Programmerは、Oracleに関するさまざまなプログラミング言語に対応した開発者ライセンスを1パッケージにした、パワープログラマー向け開発者スイートです。

主な製品は、次のとおりです。

  • Pro*COBOL
  • Pro*C/C++
  • Pro*FORTRAN
  • Oracle Objects for OLE
  • Oracle ODBC Driver
  • SQL*Module

「Oracle Programmer」の販売について

「Oracle Programmer」は、オラクルビジネスパートナー様から入手できるようになりました。日立製作所以外からOracleサーバ製品を購入されているお客様は、Oracleサーバ製品を購入されたオラクルビジネスパートナー様からのご購入をお願いいたします。また、サポートサービスも、日立製作所以外からOracleサーバ製品を購入されているお客様は、Oracleサーバ製品をご購入されたオラクルビジネスパートナー様とご契約くださいますようお願いいたします。