以下の製品は,動作環境のOSにより下記.NET Frameworkのインストールが必要です。
動作環境OS | 前提ソフトウェア |
---|---|
Windows 7 x64 Windows Server 2008 R2 |
Microsoft® .NET Framework 4.5以降 |
以下の製品は、Windows 10 SDK、またはWindows SDK for Windows 11のインストールが必要です。
ファイル名やパス名にJIS X0213の第3水準漢字および第4水準漢字を含むUnicodeの文字は使用できません。
ライブラリファイル(.lib)やオブジェクトファイル(.obj)から、LINKコマンドを使って実行可能ファイル(.exe)、またはDLLファイル(.dll)を作成すると、マニフェストファイル(.manifest) (※)が生成されることがあります。この場合に作成された実行可能ファイル、またはDLLファイルをそのまま使用すると、C実行時ライブラリのローディングエラーとなることがあります。この現象を回避するため、生成されたマニフェストファイルの情報を、LINKコマンドの後でMTコマンドを使用して、対応する実行可能ファイル、またはDLLファイル中に埋め込んでください。
※マニフェストファイルは、使用するC実行時ライブラリの情報やUAC情報などが登録されており、プログラムを実行する際にその情報が必要になります。
本製品を使用する場合、次の機能は使用できません。
Unicode機能を使用する場合、開発環境と運用環境の両方に下記のいずれかの製品が必要です。
旧バージョンからの移行時は浮動小数点演算の誤差に注意してください。
Windows版COBOL2002(64ビット版) 01-xxおよび02-xxで作成した実行可能ファイル(.exe)、DLLファイル(.dll)、オブジェクトファイル(.obj)、COBOLソースファイル(.cblなど)、ライブラリファイル(.lib)を本製品に移行する場合、次のどれかの条件に該当するときは、浮動小数点演算精度の違いによって、移行元システムの結果と差異が発生する場合があります。
浮動小数点数としては妥当な値ですが、条件に該当する場合は、浮動小数点演算精度の違いによる誤差に十分注意して移行してください。
その他の注意事項に関しては、Web公開しているCOBOL2002 ユーザーズガイド(3021-3-600)付録Bを参照願います。
Windows版COBOL2002 04-xxは、Visual Studio 2015以外のバージョンのVisual Studioの開発環境と組み合わせて使用することはサポートしていません。
Visual Studio 2019と組み合わせて使用する場合、CプログラムからDLLを作成し、COBOLプログラムからは、DLLに含めたCプログラムを呼び出すようにしてください。使用するときは事前に正しく動作することを確認してください。
なお、COBOL2002のコンパイラで、Visual Studio 2019で作成したCプログラムのオブジェクトをリンクすると、外部シンボルが未解決となり、リンクエラーが発生する場合があります。