第4次COBOL国際規格の機能に対応した高機能・高性能のコンパイラです。最新の第5次COBOL国際規格の一部(TRIM組込み関数や動的長基本項目)に対応した機能も使用できます。Webテクノロジーとの連携などの機能にも対応しています。
開発マネージャは、COBOLエディタやテストデバッグガなどのCOBOL2002のツール群を統括する中心的なツールです。リソースの依存関係の表示やコーディング、コンパイル、デバッグなどの操作は開発マネージャから行います。
COBOLエディタは、COBOLソースファイルの編集に適した機能を持つエディタです。
色分け表示、COBOLの構文を網羅した構文テンプレート、キーワード補完、構文チェック等の便利な機能を装備しています。テストデバッガ/開発マネージャと連携し、COBOLソースファイルの編集を効率良く行えます。
テストデバッガは、プログラムの実行を制御しながらプログラムをテストしたり、テバッグしたりするツールです。
シミュレーション(主プログラム/副プログラム/ファイル/DC)などの強力なテスト機能も用意しています。 また、テストデバッガはバッチモードでも動作します。大量のプログラムに、大量のテストケースを与えたテストを一度に実行できます。
* GUIはWindowsのみのサポートです。
主プログラムや副プログラム、およびファイルがない環境でもテストができます。また、テストデータや結果の期待値をGUIで入力しておくことにより、テスト結果の自動判定ができるなど、効率よくテストができます。テストケース(設定する値と期待する値の組)は、CSVファイルにエクスポート/インポートすることができます。
カバレージは、テストの進捗状況を定量的に表すカバレージ情報を集計したり、文の実行回数情報を採取したりするツールです。
実行済みの分岐/呼び出しの割合や、行単位の実行回数などを確認できます。また、バッチモードを使用すれば、大量のプログラムのカバレージ情報を効率良く採取できます。さらに、カバレージ情報を蓄えている途中でソースプログラムに変更が入ったときに、一からやり直さなくてもカバレージ採取を継続できる差分カバレージ機能もあります。
* GUIはWindowsのみのサポートです。
ファイル/レコード定義は、COBOLプログラムで使用するファイルやレコードを、コーディングではなく、GUIで対話的に定義するツールです。
定義したファイル/レコード仕様からファイル節(FILE SECTION)やレコード定義情報をCOBOLソースファイル(COPY原文)として生成できます。
ODBCレコード定義生成は、各種データベースによって生成されたデータソース中から表に関する情報を取得し、表の各列に対応した埋め込み変数のデータ定義を自動生成するツールです。生成されたCOBOLソースファイル(COPY原文)は埋め込みSQL宣言節内にCOPY文で取り込み、定義された埋め込み変数を埋め込みSQL文で使用します。
画面定義は、COBOLプログラムで使用するCUI画面を作成するツールです。
作成した画面を基に、画面節(SCREEN SECTIONまたはWINDOW SECTION)をCOBOLソースファイル(COPY原文)として生成できます。